あらすじ
ワンルンは、新都市開発の恩恵で土地成金になったが、以前の生活を変えようとしない。 飲み屋をしていたウンシルはビアホールの主人に変身し、クウェート・パクとの“プラスチック・ラブ”(プラトニック・ラブ)は同棲に進化した。反抗期の新世代ボンピル(チャン・ヒョク)を中心に、ボンピルが愛するファジョン(パク・シウン)、ファジョンが想いを寄せている国立大学の法学生で、クウェート・パクの息子ミノ(ソ・ジソプ)、ボンピルを好きな不良少女ヨンスク(ペ・ミニ)が登場する。土地成金になったが、相変わらずケチでしみったれ、野良仕事しか知らない典型的な百姓であるワンルン(パク・インファン)は、金目当てで近づいてきた“ギョハさん”(キム・ジャオク)の媚に陥落、年甲斐もなく浮気に走る。 中東ブームの時、クウェートの工事現場で覚えたダンスで食いつなぐクウェート・パクは、老いて落ちぶれたツバメとして登場する。踊りすぎでヒザの軟骨が擦り減り、ビッコを引いて歩いているが、クウェートで稼いだカネと、女たちからダンスで巻き上げたカネを病気の女房につぎ込む純情な人物だ。 大学には行かないと予備校をサボってばかりのボンピルも、のらくら者とは距離を置いた人物として描かれている。 ワンルンの娘ミエと近所の納屋にカフェ・リオを構えたギョンブン(パン・ウンジン)とギョンミン(ソン・ドンイル)など、個性的な面々がドラマを盛り上げるのに一役買っている。