ワンダフル・ライフ
若いカップルの奮闘記
愛とは絶対的な価値を持つ。 国境を越えた愛、運命のような愛、年齢を超えた愛、タブーに挑戦する愛。 ならば完成した愛とは何だろうか。結婚？とんでもない。近頃の若者はどこまでも現実的でシビアだ。恋はしても結婚や離婚という制度が介入するものは面倒だし、恋によって生じる責任はもっと負担、愛と結婚に絶対的な価値を見いだして生きるには、あきらめなければならない夢があまりにも多すぎるからだ。 よって若者たちはリーズナブルで自由、かつ進歩的でありながら、少しわがままなスタイルの恋を好む。デジタル時代に見合う、インスタントな恋が気楽でいいからである。恋をしながらシングル・ライフを満喫するか、あるいは結婚してもディンクスを選びたがる。制度の枠を超えた性生活も“個人の趣向や選択”の問題であり、“道徳的な善悪のものさし”で決め付ける問題ではない。 だが、恋のもう一つの名は“責任”である。自分の感情に対する責任であり、自分の決定に対する責任である。恋愛によって生じるすべての結果と現状に対する責任である。１人で恋愛ができないように、その責任も１人で受け止めることはできない。このドラマは、気軽な“ワン・ナイト・スタンド”で妊娠してしまい、契約結婚する羽目になった２０歳の幼いカップルの物語。結婚、出産、育児と右往左往の大騒ぎをする２人をとおして、真の愛とは、２人の恋によって生じたすべての結果と責任を一緒に負うことであり、その過程をとおして共に成長し、幸せを感じたときに完成するものであることを伝える。
出演 ： キム・ジェウォン、ユジンほか
提供元 ： MBC
話数 ： 全16話
韓国放送日 ： 2005年03月07日
KNTV初放送 ： 2007年12月07日
登場人物
ハン・ウンジョン（イ・チェヨン 役）
華やかで堂々としていて、セクシーで抜け目がない。
だが一方で清純でか弱い天使のような面も持ち合わせている。
彼女はその場の雰囲気と相手に合わせて、自由自在に自分のイメージを演出できる才能を持っている。
家庭環境もよく、ハイレベルな教育を受け、苦労など知らずに育った名家の娘、あるいは財閥の娘のように見える。
イ・ジフン（ミン・ドヒョン 役）
紳士的で礼儀正しい男。
いつも冷静で乱れることはない。
一切無駄口をきかない。
長い沈黙の果てに、的を得た辛らつなひと言で相手を仕留めてしまう。
これまで成功を収めてきたが、競争や争いごとが大嫌い。
チョン・ダビン（ハン・シンビ 役）
スンワンとセジンの娘。映画『アイ・アム・サム』に登場するダコタ・ファニングのようなちゃっかり者。両親の長所だけを合わせて作ったような神が授けた傑作だ。パパに似て賢い（スンワンの主張）、ママに似て旅行好き（スンワンはイヤがっている。
ユジン（チョン・セジン 役）
明朗、快活、冒険心が旺盛で妄想家。
想像力がたくましく、好奇心も多く、かなりの頑固者。旅行マニアで読書家でもある。
部屋の中にテントを張り、その中に入って懐中電灯の明かりで本を読むのが趣味。キャンプ用のカップでコーヒーを飲むのも忘れない。
キム・ジェウォン（ハン・スンワン 役）
その日の気分で生きている遊び人。
ディスコでのあだ名は“浄水器”。
彼が現れるだけで濁っていた水（ブス）がきれいに浄化されるからだという。ミネラルウォーター会社の社長の息子にはピッタリだ。
どこへ行っても女性の視線を引くイケメンで、本人も密かにそれを楽しんでいる。
