■みどころ
前作の大ヒットドラマ『バラ色の人生』から 1年ぶりにドラマ復帰を果たしたチェ・ジンシル。
今回はデビュー18年目で初めての月-金連続ドラマ出演となる。
『悪い女、善い女』は家庭を持った男女の不倫を素材にしているが、韓国で夕方7時45分という比較的早い時間に連続ドラマとして放送され、家族で楽しめる軽いテーマの作品を放送するのが通例である中、設定の異例さに注目が集中している。
“医師が不倫をする”という設定に対し、ソウル市医師会はMBCに謝罪を要求し「放送禁止仮処分」を申請するなど、さまざまな面で話題が集まった作品だ。
「家族」に対する思いが人一倍強いセヨンは、愛する男と彼の子供、また自分も子供を産んで完ぺきな家庭を築こうとするが、子供に恵まれないことをきっかけに不安を抱くようになる。子供のできない原因が自分にあると思ったセヨンは不妊治療に通いはじめ、夫の信じられない秘密を知ってしまう。6年間すっかりだまされたまま二重生活をしていた夫。そのうえ避妊手術まで受けていた夫とこれからも続けるべきなのか?
人々は誰もが心の中に自分だけの「家」を持っている。どんなに近い関係であってもその家を明け渡すことはできない。思い出として、心の傷として、あるいは秘密として存在する「家」。しかか時には心の中だけではなく、実際に誰も知らないどこかにそんな場所を作ろうとする人がいる。
前世からの深い縁によって現世で結ばれるという夫婦。近い関係と言うならば、肉体的な距離と同じくらい精神的な距離も親密だと言えるが、遠いと思えば何の関係もない他人よりも遠いのが夫婦だろう。妻と呼ばれ、夫と呼ばれて一緒に生きてきた者同士が、はたから見る印象とはまったく違う場合もある。ある日突然、自分の妻に、または夫に、自分の知らなかった別の生活があると知ったら?
危うい駆け引きの中で暮らす主人公たち。心から恋い焦がれた初恋の人と結婚していたら幸せになれただろうか? 彼らにとって愛とは、家庭とは何なのだろう。
出演 : チェ・ジンシル、イ・ジェリョンほか
提供元 : MBC
話数 : 全140話
韓国放送日 : 2008年11月20日