別れの法則
キム・ミンジョンの最新作
■新しいスタイルのラブストーリー
遥か昔から伝わる数多くの恋の仕方、名言、公式のように恋人たちの別れ方にも公式がある。
別れの場面ではいつも雨がしとしと降り、捨てられた者は去る者を恋しがり、涙を流しながらも相手の幸せを祈るのが、お決まりの別れ方だったはず…。
メロドラマの主人公たちは、なぜこうもお人好しばかりなのだろうか。
ただひたすら悲しみに耐えていないで、自分をフッた男を連れてきてひざまずかせよう。
そして心の中にいまだ残る未練と、傷ついた心に対する補償を求めるのだ。
恋が終わったからとしても、恋に関する話がすべて終わってしまうのではない。
すでに終わりを告げた恋にもアフター・サービスが必要なのだ。
■契約と別れ
これまで多くのラブ・コメディーで契約結婚が素材になってきた。
恋と契約という異なる素材を今度は別れの物語で扱ってみる。
恋人が要求する面倒な条件が付加されてこそ恋の終止符が打てるという、ちょっと変わった別れの物語を興味深く繰り広げていく。
■イマドキの若者の夢と幸せ
若者の失業者が40万人にも達する今日この頃、就職を求めて戦々恐々とする現実の中で、夢や希望という言葉は徐々に忘れられつつある。
出演 : キム・ミンジョン、チェ・ガンヒほか
提供元 : MBC
話数 : 全16話
韓国放送日 : 2005年07月27日
KNTV初放送 : 2005年11月02日
登場人物
チェ・ガンヒ(キム・グニョン役)
気難しい学生主任キム先生の長女
ピュアでウブな反面、こうと思ったことは絶対に譲らない頑固者。
自分の考えをしっかり持っている強い意志の持ち主。
弟とケンカすること以外特に悪さをすることもなく、まじめに生きてきたことを自ら自負している。
シム・ジホ(ハン・ジェミン役)
子供のように天真爛漫な軽い男
早くに両親を亡くし、祖父に育てられる。
表向きはいつも明るくていい加減に見えるが、本当は気が弱くて孤独な人物。
女なら誰でも好きで、すぐに仲良しになれる。
その場限りで自分勝手、ひとつのことにだけ熱中する単細胞。
キム・ミンジョン(イ・ソジュン役)
人気カメラマンスタジオを運営している。
芸能人や広告会社からのオファーが次々と舞い込む人気カメラマン。
元来金に苦労したことがないので金を追うタイプではない。
旅に出かけて疲れると帰ってきて、また日常に飽きると旅に出る。
無口で自分の気持ちを表に出さないクールな人物。その昔、愛していた人に傷つけられてから恋に臆病になっている。
キム・アジュン(ソ・ヒウォン役)
雑誌社の記者ジェミンがスタジオに入るきっかけとなった人物。
裕福な家庭で苦労なく育ち、表向きには臆病で軟弱に見えるけれど、
実際はプライドが高い頑固者。
女らしくおしとやかな性格だが、自分のものは決して他人に譲らない気の強い女性。
スタジオに就職したジェミンが口実を見つけては口説いてくるが、なかなか振り向こうとしない。