恋愛時代~alone in love~
別れてから始まった不思議な恋
原作は故・野沢尚(のざわひさし)原作の同名小説。
離婚した夫婦がお互いに感じる切ない気持ちに焦点を当てたドラマで、韓国で2006年4月3日からSBSに て16話放送された。最高視聴率19.1%。
2005年11月1日~2006年10月31日までの1年間、地上波放送3社の番組をモニターした結果を総合し「良 いドラマ」と「悪いドラマ」を選定する『社団法人民主言論運動市民連合(民言連)が選ぶ「今年の良いドラ マ」に『グッバイソロ』と共に選ばれた他、SBS視聴者委員会が選ぶ2006年上半期「優れた番組賞」の芸能 ドラマ部門受賞、韓国放送協会が行う「第33回韓国放送大賞」のドラマ部門でも優秀作品に選ばれた。
また、オンライン音楽サイト「ミックスmp3」が1週間実施した「2006年上半期最高のドラマOST」アンケート でも『恋愛時代』の「いくら考えても僕は君を」が1位となった。
さらに、年末のSBS演技大賞でも『恋愛時代』は数々の賞を受賞。ヒロインのソン・イェジンは最優秀人気 賞(女優)部門と10大スター賞をダブル受賞。ニュースター賞にイ・ジヌクとイ・ハナ、ミニシリーズ部門助 演賞にコン・ヒョンジン、オ・ユナが選ばれた。
また、日本の化粧品会社・銀座ボヌールの新製品『シナジーソープ』のCMにカム・ウソンとソン・イェジン がキャスティングされ、2006年7月PRのためそろって来日、話題となった。
韓国での放送:2006年4月3日~5月23日 SBSにて放送。
出演 : ソン・イェジン、カム・ウソンほか
提供元 : SBS
話数 : 全16話
韓国放送日 : 2006年04月03日
KNTV初放送 : 2009年03月01日
登場人物
ユ・ウノ役(ソン・イェジン)
1978年生まれの29歳、プサン出身。
高校時代は水泳の選手として活躍、全国大会での入賞経験もある。高校卒業後、ソウルの体育大学に進学、スポーツインストラクターの資格を取り、スポーツセンターに就職。書店で偶然会ったドンジンと恋に落ちて結婚したが、2年後に離婚してしまう。一見、明るくて快活。おきゃんで世間知らずのお嬢さん、その上少女チックな感性の持ち主で、か弱い面もあるが、一度決めたらやり通す強情さも持ち合わせている。傷つくことを恐れ、性格的にも思慮深いせいで、本音を口にすることに臆病になっている。
イ・ドンジン役(カム・ウソン)
1974年生まれの33歳、ソウル出身。
ゆったりとした学問的な雰囲気の中で、子供の頃から本に親しみながら育ってきた。かといって
古典や名作を読みふけったのではなく、ミステリー小説やエンターテイメントに熱中しただけ。繁
華街にある大型書店に就職、本を買いにきたウノに心を奪われ、結婚に至る。子供の頃の自己
中心的な性格は多分に修正されたが、相変わらず自己愛の強いほうである。仕事など公的な部
分では冷徹で機敏だが、恋愛など私的な部分においては、優柔不断で弱気な面がある。
ユ・ジホ役(イ・ハナ)
1983年生まれの24歳、ウノの妹。
子供緒の頃から、牧師だった父の説教を聞いて育ったために、世慣れしている。姉と同じく、高校
卒業後ソウルで大学に通う。現在卒業を控えているが、ひどい就職難にあきらめ状態。いつも姉
に助言するほど、年よりも大人で主観が強い。若年寄で、気さく、素朴な性格。
コン・ジュンピョ役(コン・ヒョンジン)
1974年生まれの33歳、ドンジンの小学校の同級生。
現在大学病院の産婦人科医師。ドンジンに頼まれて、ウノの担当医だったことがある。ドンジンと
ウノの離婚に関する秘密を知っているが、胸の奥にしまっている。いつも同年代よりも早熟だと言
われてきた。口数が少なく物静かだが、決して暗いとか陰険ではない。感性よりも理性が先立ち、
論理的で合理的な性格。少々シニカルな面もある。
キム・ミヨン役(オ・ユナ)
29歳、ウノとはプサンの小学校時代の同級生。
ソウルで結婚して娘を一人産んだ後、離婚。結婚に失敗したが、結婚に対して拒否感はない。
ウノの紹介で始まったドンジンとの交際は、最初は軽い気持ちだったが、結局は真剣にドンジンを
好きになる。
チョ・ウンソル役(チン・ジヒ)
7歳、小学生のミヨンの娘。
無愛想で無口だが、気持ちの優しい子で、いつも自分よりもママの幸せを優先させる思慮深い女
の子。最初はドンジンに対しても、他の男たちのようにママを捨てるのだろうと思うが、後にはドン
ジンを父親のように慕い、大好きになる。
ミン・ヒョンジュン役(イ・ジヌク)
26歳、ある日突然現れて、ドンジンにウノを紹介してくれとせがむ。最初はみすぼらしかったが、
ウノに積極的にアプローチするうちに、超美男子に変身、ドンジンにヤキモチを焼かせる。ウノに
はこの上なく親切だが、どことなく秘密を持っていそうな、つかみどころのない男。ラテン系を連
想させる情熱の持ち主。
チョン・ユンス役(ソ・テフン)
1969年生まれ、38歳、ジホが通う大学の社会学科の教授で、ルックスと誠実な講義で人気。
妻と別居中で、通っているスポーツセンターの水泳コーチであるウノに心を奪われる。
比較的、自分の感情に正直なタイプで、温和で紳士的。
チェ・ヨンイン役(チョ・ヘヨン)
ユンスと留学先で出会って結婚、裕福な家の娘。
現在、ユンスと別居中だが、離婚は望んでいない。
チョン・ユギョン役(ムン・ジョンヒ)
ドンジンの中学時代の同級生で、陸上部の選手だった。
同窓会で再会して話をするうちに、中学時代お互い好き同士だったことを知る。まだ独身の彼女
は、落ち着いた大人の女性で、次第にドンジンに恋心を抱き、心を通い合わせる。
ナ・ユリ役(ハ・ジェスク)
1979年生まれ、女子プロレスラー、ウノの友達。
中学生の時、イジメを受けた彼女は、高校進学後、週1回5千ウォン払って、全韓国女子プロレスのテスト生になった。自分をいじめたヤツらに復讐するつもりで始めたプロレスだが、ある瞬間復讐心はなくなり、遊びに夢中になる子供のように、試合を楽しむレスラーになった。必殺技はドロップキック。高さ、角度、破壊力がハンパじゃない。
ユ・ギヨン役(キム・ガプス)
ウノの父親、職業は牧師様。
プサンのラジオ番組で、視聴者の相談コーナーを担当している。
ウノは自分の正体を隠して本番中に電話、父親に直接人生相談を持ちかける。