華麗なマジックの世界

登場人物

イ・チャン（オ・ピルスン 役）
ソンモの友人。バーでソンモと一緒にバーテンダーとして働く。口を開けば女の話と下ネタばかりだが、意外にも恋愛経験がまったくない純粋な男。自分とは反対に慎ましい家庭で育った淑やかな女が理想で、コスモスのようなヨンジンを見て一目惚れしてしまう。暇さえあればヨンジンの家の前をうろつくようになるが、なぜかミレに捕まって暮らす羽目に。

マヤ（ホン・ミレ 役）
ダニョンの友人、ジャスダンスのインストラクター。ダニョン、ソンモと同じ家の上の階に住んでいる。すでに 2回ほど男と同棲経験がある。熱しやすく義理堅い。しかし、いつも感情が先立ってしまい、問題を複雑にしてしまう。ソンモへの愛に振り回され、結局自分の理想とは程遠いピルスンに気持ちを向ける。

イ・ウンギョン（キム・ミジョン 役）
ダニョンの養母、ヨンジンの母。病的に娘を可愛がり、事あるごとにダニョンに意地悪をして憎む。ヨンジンを生涯守ってくれる完璧な婿を探すなか、ヨンジンがしがないガンジェに恋していることを知って慌てる。

カン・ナムギル（チャ・プンホ 役）
ガンジェの父。絶えず刑務所を出入りしながら半生を終える。暴力団に追われて逃げる途中、怪我を負った息子ガンジェを捨てて消えてしまうが、ガンジェがソンモ親子の元に落ち着くと、再び現れてガンジェに罪を犯させてしまう。

ソ・インソク（イ・デヘ役）
ソンモの父。若い頃から舞台を巡って流離いながら生きてきた。孤児であるドヨンの面倒を見て、逃亡者の息子であるガンジェにマジックを教えるほど、情け深くて親切。

オム・ジウォン（ハ・ヨンジン 役）
ダニョンが養女に来た家の長女。幼い頃から病弱で、いつも周囲の保護本能を誘うか弱い少女。自分とは違うダニョンを内心羨ましく思い、ダニョンのいい姉になりたいと思う。ある日、母がセッティングしたお見合いの席でガンジェの目に止まり、彼の野望を満たすための獲物にされる。

ヤン・ジヌ（イ・ソンモ 役）
マジックの舞台に合わせて移動を繰り返す父とともに、全国を漂流しながら育つ。同じような成長過程を経たガンジェとの違いは、いつも周囲に気を配る温かさと楽天的な性格。しかしマジックしか知らない父とは仲が悪く、突然現れたガンジェが父と親密になると愛憎を感じ、妙な競争心を持つようになる。

キム・ヒョジン（ユン・ダニョン 役）
5歳で裕福な家庭の養女になり、何不自由なく暮らす。養父が病死すると、明るく陽気な性格のままに実兄を捜しはじめる。実兄だと誤解したソンモを信じて頼り、些細なことまで打ち明けるほど慕う

カン・ドンウォン（チャ・ガンジェ 役）
セクシーでカリスマ性を持つ、欲望に従順な男。不遇な家庭に生まれ、前科者の父と流離いながら生きてきた。そのため孤独で氷のように冷徹であるが、家族の温かさを求める気持ちは人一倍強い。そんな彼は偶然ソンモ親子に出会い、親切にマジックを教えてくれるソンモの父を尊敬するようになる。