あらすじ
・ 1部 1895(乙末)年のある日、のどかな田舎町、全羅道 ムプン県カムシルゴルのヒョ村の貯水池で、一体の溺死体が発見される。 親の財産ほしさに兄弟を殺した極悪非道な姉が、弟を殺した加害者と目され死に至ったため、漢陽の別巡検に事件の真実を明かせとの内々の訓令がおりる。 事件解決のため、村にやってきたサユル(チョン・ユソク)とソウン(チョ・アン)、ダルファン(チェ・ギュファン)は、あくる日、もう一体の遺体を目にする。 一家から3人もの死者、果たしてこの村で何があったのだろうか…。 ・ 2部 ウンビ(イ・ジェポ)とボムリュル(イ・ギヨン)は、18年前に既決した前畿察捕校事件を再捜査するが、その過程で黒い刺客たちの脅威を感じる。次第に迫ってくる黒い刺客たち…。結局単独で捜査に出かけたウンビは刺客たちの標的になるのだった。 本質に近づくほど深まる、18年前の事件への疑惑。サユルとソウンの父親の間にあった過去の出来事、そしてその背後の巨大な力。冷徹な思考を持ち続けるにはあまりにも温かい心を持つ別巡検たち。次第に彼らは、迷宮に陥るのだった。果たして、朝鮮時代にも科学捜査が存在したのか。その答えは、「別巡検-冷たい花」にある。