あらすじ
結婚を目前に控えたヨンウンは、婚約者ジホンに女と子供がいるという事実が明らかになり、縁談は結婚前に破談になる。このことをきっかけにドヒョンはヨンウンと結婚したいという意志を示すが、両親は猛反対。ドヒョンは勉強のためにイギリスに行っている間に、ヨンウンを呼び寄せようとしたが、ドヒョンの母はその隙に急いでヨンウンを片付ける作戦に出る。そしてヨンウンは見合いをして、チュ・ギョンウと慌てて結婚することになる。ヨンウンは結婚に気が進まないものの育ててもらった恩返しのつもりで、チョン会長夫婦を安心させるために、すべてを良い方に解釈して結婚する。ドヒョンはその事実を知り結婚前日に帰国するが、すでに時遅し、為す術がなかった。自責の念にかられたドヒョンは、一緒に逃げようと言うがヨンウンは拒絶する。だがヨンウンの結婚は予想とは違い最悪だということが次々と明るみに出る。姑はヨンウンを財閥家の養女という条件、つまり金に期待して迎えたのだった。その上、夫のギョンウはひどいマザコンだった。姑の執着と無気力な夫の間でヨンウンは葛藤し離婚を決意する。妊娠の事実に気づき頓挫するが、結局臨月に家出する。ヨンウンは初めて自分の意志で暮らそうとするが、夫と姑はそんな彼女を放ってはおかない。そんな騒ぎの中、ヨンウンは出産し子供は取り上げられる。姑は子供をカタにとってヨンウンに嫌がらせをし、よりを戻すことを要求する。ヨンウンは子供と自分の自由の間で葛藤するが結局は自由を選択する。ヨンウンが離婚するやドヒョンの母はより神経を尖らせる。ヨンウンは子供を捨てたという罪悪感に苛まれながらも独り歩きを始める。初めて自分の思い通りに選択した人生を、自らお金を稼いで暮らすことになる。