あらすじ
かつて、銀幕の女王として君臨した女優ウ・ジョンジャが息を引き取った。残された唯一の血縁であるチャン・ヨソク(ペ・ヨンジュン)は典型的な秀才タイプ。豪気で親分気質も兼ね備えた彼を暴力団の世界で放って置くはずがなかった。 執拗な誘いを拒絶し、逃れるようにソウルに上京。とある語学学校に通いながら警察大学の入試準備を始めるものの、組織の手はそこにも伸びてくる。ヨソクは偶然出会ったヘジュン(コ・ソヨン)の助けで難を逃れ、かくまわれた彼女の家で古いアルバムにあったキ・ソンジェ検事の写真を目にする。その時、写真の人物が自分の父親ではないかと直感する。 組織拡張を巡る暴力事件の首謀者として、警察に追われる暴力団界の大物チャン・ミョンソク、ヨソクは母親の古い手帳から彼の名を発見する。彼を追うのはキ・ソンジェ検事その人であった。逃亡中のチャン・ミョンソクと初めて対面したヨソクは、自らの出生の秘密を知ることになる。