二度目のプロポーズ
胸にジーンとくるコミカルなサクセス・ストーリー
日常生活に目線を合わせながらも、既存のホーム・ドラマとは違った軽快な視覚で、“家庭問題-愛”、“結婚-不倫”に迫り、胸にジーンと来るコミカルなサクセス・ストーリーをお届けする。“醜いアヒルの子”のように捨てられた哀れな主婦は、どのようにして美しい白鳥に生まれ変わるのか。彼女の成功記を通じて、か弱いがパワフルな主婦の皆さんに、代理満足のカタルシスを提供するだろう。
また、“サクセス・ストーリー”につきものである、大小様々な紆余曲折の妙味は、世の男性族をも惹きつけるだろう。胸にジーンと響いたかと思えば、おかしくもあり、意表をつくようなどんでん返しもあり、展開は力強くスピーディーで、軽快である。我々が失いがちな、しかし決して失ってはいけない何かを描きながら、身近な問題を通じて人間の俗っぽさをあぶりだすが、その根底にあるのは、“それでも世の中、捨てたもんじゃない”という温かい視線である。この温かい視線で、視聴者の皆さんと共に、泣いて笑えるドラマ!
出演 : オ・ヨンス、オ・ジホ、キム・ヨンホほか
提供元 : KBS
話数 : 全22話
韓国放送日 : 2004年09月08日
KNTV初放送 : 2005年10月17日
登場人物
オ・ヨンス(チャン・ミヨン 役)
ただ今、子育て奮闘中のたくましい主婦。幼なじみだった同い年の夫との間に、 8歳と7歳の娘と息子がいる。大学卒業後、就職したが、結婚と同時に何となく退社、専業主婦になって足掛け8年。
キム・ヨンホ(イ・ミンソク役)
33歳にしてようやく心から愛する女にめぐりあった。一男一女のパパ、そして同い年の妻がある。倫理には反するが、不倫も1つの愛の形だ。ある意味、一番不遇な愛だと言えよう。幼なじみだった妻と、愛なのか情なのか混同するくらいの長い交際期間を経て、ごく自然にゴール・イン。したがって彼にとって妻は、女というよりは古い友人であり、ルーム・メイトのような存在だ。
ホ・ヨンラン(ファン・ヨンジョン 役)
ミンソクの愛人。億の年俸を稼ぐ、テレビ通販番組の売れっ子ショー・ホスト。主婦歴 8年の間、女を忘れてしまったミヨンとは対照的に、優雅で品があり、知的な魅力を感じさせるキャリア・ウーマン。
オ・ジホ(ナム・ギョンス 役)
女の過去は許せても、不細工なのは絶対に許せないという、あっさり正直男。重度の面食いではあるが、キザっぽさや浅はかさより、むしろ可愛らしさを感じさせる、ぶっきらぼうだが憎めない男。「
キム・イル(ソン・ジェウォン 役)
ミンソクの仕事のパートナーで、大学の同期。ミンソクと同い年だが、 3,4歳は老けて見える、典型的なダサオヤジ。ミヨンとの付き合いもかれこれ10年以上、家族サービスで行った健康ランドで、下働きするミヨンを偶然見かけ、悩んだ末、まとまった金を無理やり彼女に渡すが、それが妻にバレてひどい目に遭う。ミヨンの就職を世話するなど、何くれと彼女に気を配る義理堅い人情派。
チョン・ドンファ(チョン・セジュン 役)
ファン・ヨンジョンの元恋人。スマートな外見に、家柄もよく、野心まで持ち合わせた準財閥の御曹司。ヨンジョンと 1年近く付き合った。両親が、ヨンジョンとの関係を清算して、某長官の娘と結婚しろと迫った時、しばらく葛藤したが、そう長くは悩まなかった。成長目覚しい準財閥の後継者として、恋愛感情より、野心と現実感覚がずっと大事だったのだ。かと言って、ヨンジョンを愛してないわけではなかった。財閥家の結婚はビジネスの延長であり、結婚とは別個にヨンジョンとの関係を維持したいと提案するが、拒絶される。後に、ホームショッピング会社を買収し、ヨンジョンと再度関わるようになる。
キム・ユソク(ソク・テウ 役)
恋愛の対象にはもってこいだが、結婚相手となるとそうではない、バツイチ男。監督デビューを目前に控えた、売れっ子シナリオ・ライター。
バン・ヒョジョン(ヤン・スンシム 役)
冷麺屋の社長。麻薬を入れていると噂の立つほど絶品の冷麺で、財を成した口の悪いバアサン。生涯、フーテンを通したギョンヒの父親の本妻である。