二組男女のラブコメディー

登場人物

チェリム（ユン・ホジョン役）
1975年生まれ、卯年。ドラマのヒロイン兼ナレーター。どこにでもいるような、フツーの20代の女性。平凡な日常を送り、平凡な男性と出会う。だが、数々の平凡な出来事すら、自分だけの特別な経験と受け止め、人とは違う何かを得ようとするのが彼女の非凡なところ。

ソ・ジソプ（チェ・ギュイン役）
1975年生まれ。ホジョンに影響を与えつづける男性。あるときはホジョンの告白の練習相手、あるときは人を裏切った誰かの代わりにビンタをくらうこともある。初めて会ったときからホジョンには好感を持っていたが、その感情が恋だということに気づいていない。

クォン・サンウ（ユン・ホジェ役）
1977年生まれ。ホジョンの弟。ホジョンの母親がうっとりするほどの美男子。母親に似て、性格は現実的で、計算高く、ビジョンのない男を追いかける姉のホジョンを情けなく思う。自分の唯一の才能――女を虜にする魅力を生かして、成功してみせるという野心を抱いている。

イ・ウィジョン（カン・スジ役）
1975年生まれ。ホジョンの高校の同級生。何でもできる才媛だが、唯一の欠点はブスなこと。ずば抜けた頭脳と、優しさを理解してくれる男が現れず、恋愛経験は皆無に等しい。名前と顔の不釣合いが最大のコンプレックス。1時間以上話したことのある異性はホジョンの弟だけだが、彼はブスばかりを狙うプレイボーイで、スジの警戒心を一層強めさせるだけだった。

チェ・ユニョン（カン・チャヒ役）
1975年生まれ。ホジョンの高校の同級生。ホジョンに初めて失恋の痛手を追わせた張本人。でも、ホジョンに自分の出生の秘密を打ち明けて友達になる。他人の恋人を横取りするのが生きがいで、同性からは憎まれている。必要とあらば、相手が男でもホジョンでも利用するが、ホジョンの彼氏だけは横取りしないと約束する。ところが、初めて結婚を決意したギュインがホジョンを好きだと知り…。

キム・ナウン（チェ・ギュソン役）
1972生まれ。ギュインの姉。ピアノを教えながら留学した恋人を待っている。恋人に合わせるために、一生懸命英会話スクールに通うひたむきな女性。教会でホジョンの代母になった縁で、実の姉のようにホジョンの悩み事を聞いてあげる。