あらすじ
『そばにいて』はわが子を捨てて再出発をせざるを得なかった母親と、母親に捨てられ、傷を負いながらも健気に生きる娘の巡り会いを描く。 若気の至りで2人の子を産んだソニ(チェ・ミョンギル)。ソニはダメ婿を嫌う実母の責め立てに逆らいきれず、子供を捨てて政略結婚に踏み切る。産みの母に捨てられたウンジュ(イ・ユンジ)は厳しい環境で育ちながらも看護師になる夢を持ち続けている。だが母が自分を捨てたように、長く付き合ってきた恋人のユンソプ(キム・ジョンウク)までもがウンジュを捨てる。傷つき心を閉ざした彼女は、娘の不幸とは関わりなく幸せに暮らす母親に会う。 そんななか、ウンジュはいつも変わらず彼女を温かく見守ってくれる男性、ドンゴン(パク・サンミン)に出会い、女としての幸福を求めた母を許した気持ちと、親としての責任を果たさなかった母を問いただしたいという気持ちの狭間で葛藤する。