ジュリエットの男

タフなボディガードが火花を散らす

タフなボディガードが火花を散らす

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作家パク・ケオクとオ・ジョンロクPDとの出会い

『金を持って高飛びしろ』、『暴力団修行』、『トゥー・カップス3』、『ボス』、『幸福な葬儀屋』などの映画シナリオを書いたパク・ケオク氏と、『悲恋草』、『愛はない』、『ハッピー・トゥギャザー』のなどのドラマを演出したオ・ジョンロクPDが作り出すドラマ。映画のシナリオを手がけてきたパク・ケオク氏の新たな試みが、ドラマに新鮮な刺激を与える。

企業のM&Aと、そこで繰り広げられる熾烈な闘い
デパートの経営権をめぐる株主間の争いと、事業拡張のためにデパートを引き受けようとする企業間の熾烈な闘いが展開する。副社長のミラ(キム・ソンリョン)は、あらゆる手段で社長チェリン(イェ・ジウォン)の足を引っ張ろうとするが、その企てに気づかないチェリンは振りまわされてばかり。一方、外部からは、デパートを引き受けるために水面下の駆け引きが繰り広げられる。デパートを手に入れようと躍起になっているのは、チェリンと結婚の約束をしているスンウの父親だった。チェリンは、内部の敵と外部の敵からデパートを守るために、ギプンの力を借りる。企業のM&Aに関するわかりやすい解説と共に、企業の実像が浮き彫りになり、楽しみが増している。

白馬に乗った王子様とボディーガード。男に従属的な人生を送る女性が好む話が、劣悪な状態から自分を救ってくれる白馬に乗った王子様の物語なら、独立した人生を送る女性が好む話は、よりより未来の栄光のために、身も心も捧げて支えてくれるボディーガードの物語ではないだろうか。もし、あなたが可愛さを抜いては、何の取柄もないという古典的な女性ではなく、ジュリエットのような立場だったら、どちらを選ぶだろう?!

出演 : チャ・テヒョン、イェ・ジウォンほか
提供元 : SBS
話数 : 全17話
韓国放送日 : 2000年09月14日
KNTV初放送 : 2004年08月31日

登場人物

チャ・テヒョン(ギプン役)
明洞にある金融業界のビッグハンド、チャン・サムブの唯一の孫、ギプン。計算の早さだけが取柄のボンボン。大学卒業後、6ヵ月間遊びほうけている間に、祖父が1000億を超える全財産を社会に還元してしまい、夢のような留学生活は幕をおろす。仕方なく帰国したギプンには信じがたい貧乏生活が待ちうけていた。そんななか、祖父から引き継いだ100億以上もするデパートの債権のためにチェリンと出会い、切っても切れない縁に…。

イェ・ジウォン(チェリン役)
パリで3年間デザインを勉強し、個性溢れるデザインで注目を浴びたデパートの社長令嬢。父親が倒産寸前のデパートを残して投身自殺したために急遽帰国。だが、裕福な家庭で育ったお嬢様のチェリンには、突然の不幸と混乱を受け止める気力も強い意志もなかった。結婚を約束したスンウがいたが、デパートの再建のためにギプンの協力を受ける。

チ・ジニ(スンウ役)
一代で財を成した父親の衣類会社と、別の会社を引き継ぎ、第2の創業を模索中。MBAを取得した頭脳をフルに生かし、M&Aを駆使した経営で流通業界への進出を計画している。チェリンのデパートを引き受けるために、2番目の大株主であるミラに接近し、彼女の持ち株を内密に引き受け、M&Aのための事前準備を整える。悲嘆に暮れるチェリンへの愛と、野望に燃えている。

キム・ソンリョン(ミラ役)
チェリンの祖父と父親が共同経営者という関係。デパートの2番目の大株主。経営権争いを仕掛け、デパートを危機に陥らせるが、スンウを巻き込んで第2の経営権争いを起こそうとする。離婚経験のある独り者で、チェリンをとことん窮地に追い込もうとする。

キム・ミニ(チャンビ役)
明洞にある金融会社の女ボスの孫娘。頭脳明晰でコンピュータと株式投資の鬼才。秀才であるうえ、リーダーシップが取れ、同い年の男は恋愛の対象にしない。型破りなギプンに新鮮さと男らしさを感じる。デパートの経営権をめぐる争いには、ギプンの助っ人を買って出るものの、恋のおじゃま虫となる。

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