酒造の過程で傷つく若者たちの姿を描く

登場人物

チェ・ガンヒ（ソン・エリョン役）
セウァングループ、ソン会長の娘。ドイルの妹。ソンヒとジュンの関係を知りながらも、内心ジュンへ好意を寄せる。彼女の理想にジュンがピッタリだからだ。自分の気持ちを正確にとらえて表現するのが長所。また信念が強く、自分が思うことはやり遂げる。誰の世話にもならないという新世代的な考え方の持ち主。父というバックグラウンドを煩わしく思っている。

イ・ドンウク（ソン・ドイル役）
ソン会長の息子。セウァングループの洋酒の輸入会社であるカメロット・ジェイの社長。ジュンとは全ての面で対照的で、最高の教育を受けて育つ。ソンロ"を引きつぎ、テグァンとともに大衆的な伝統酒で伝統酒市場を掌握した後、巨大な薬酒市場に着手する。留学から帰ったジュンに伝統酒部門を任せるが、ジュンのやり方を軽蔑する。　　さらに妹のエリョンがジュンに特別な感情を抱いていることや、ソン会長がジュンを信頼していることから、ジュンを会社から追い出そうと思案する。ジュンに対して嫉妬とライバル意識を抱く。 "

キム・ジェウォン（ソジュン役）
誠実や正直など父親世代の美徳をおかしく思うが、ソンヒに対する愛情や健全さ、正義感は変わらない。卒業後は日本に行き、有名な酒類会社の経営を学ぶ予定だったが、ソンヒの父の死を期に帰国し、ソンヒを探す。しかしその死が自分の父が進めた合併のショックに因るものと知って絶望する。さらに、自分の父がソンヒの父の業績をみな横取りした事実を知り

キム・ミンジョン（ソンヒ役）
すべてにおいて肯定的で、どんな状況に陥っても希望の糸口を見出す誰にでも愛される人物。いつも笑顔を絶やすことがない彼女は、周囲に幸せを感じさせ、その太陽のような笑顔はどんな相手も虜にする。しかし、父の死は愛と希望を憎悪と執着へと変化させる。テグァンの裏切りでジョンオンが死に、人生が一瞬にして変わってしまう。