４０代の未婚の母と青年の切ない恋

登場人物

イ･ミスク（ギョンミン役）
企業のイメージコンサルティング会社「ヒューマン」の理事。会社の創立メンバーとして、その能力は自他共に認めるほどのもの。

今彼女にとって一番大切なのは、学生時代に出会ったウンソクとの間に生まれた娘と仕事である。彼女は娘ジョンアの反対を押し切り再出発するほど、男性が絶対的ではなかった。そして歳月は流れついにギョンミンは４０代に。いつしか彼女は女性としてではなく母として生きていた。

そんなとき現れたヨンウ。「僕が愛する限り、あなたは女性だ」とストレートに感情をぶつけてくるヨンウの言葉に、ギョンミンは恋をするにはあまりにも年を取りすぎた自分の姿に気づく。

リュ･スンボム（ヨンウ役）
チョ･ギョンミンの部下。ドイツのミュンヘンに留学し、身体的な理由で兵役を免除される。前向きで明るく、自由な発想の持ち主。ドイツ留学を終え研修を経て「ヒューマン」に入社。

ヨンウはギョンミンに初めて会った時から好感を持つ。ヨンウにとってギョンミンは、年上の上司でもなく未婚の母でもない、ただ愛したいだけの女性だった。

だがジョンアの父ウンソクの出現で、彼は誰もが反対する恋に身を投じることを誓う。その恋がどれほど自分を孤独にするかと知りながら。

ホン･ヨソプ（ウンソク役）
外国企業のアジア進出コンサルティング本部責任者。

ジョンアの父。自己中心的で理性的、論理的な人物である。ギョンミンと別れた後、ロンドンで暮らしながら結婚するが、それも長くは続かず今は一人暮らし。彼の記憶の中でギョンミンは、自分の前を通り過ぎていった無数の女性のうちの一人でしかなかった。

１５年の月日を経てソウルに帰国した彼は、取引先で働くギョンミンと出会う。そして彼女への愛を再び感じ始めたとき、ジョンアが自分の娘だと知り父親としての自信を持ちはじめるが…。

ソ・ウォン（ユ・ジンヨン役）
ヨンウと小学校時代の親友であり会社の同僚

シン・ジス（ジョ・ジョンア役）
ギョンミンの娘.中学校2年生