ケ・セラ・セラ
脇目もふらずのめりこむ恋!
■脚本
「なるようになる」、「なんとかなる」という意味の『ケ・セラ・セラ』は、アルフレッド・ヒッチコックの映画『知りすぎていた男』のサウンドトラックとしても有名である。耳慣れたこの言葉をタイトルにした新しいドラマは、ドラマ『私の名前はキム・サムスン』のキム・ユンチョルプロデューサーが演出を担当し、エリック、イ・ギュヒョン、チョン・ユミという豪華キャストでお届けする。主人公のカン・テジュ(エリック)はイベント会社の社員。デパートの企画室に入社し、世間知らずで野暮ったい女の子に恋をするという設定。ドラマ『新入社員』『無敵の落下傘要員』で猪突猛進する純情平社員を演じ好評を得たエリックが、今回はプレーボーイ役に挑む。ヒロインは映画『家族の誕生』で昨年の青龍映画祭助演女優賞と百想芸術大賞映画部門の女性新人演技賞を受賞したチョン・ユミが演じる。『私の名前は…』でキム・サムスンの元カレ役だったイ・ギュハンは、デパートのエリート管理職シン・ジュニョク役で、エリックのライバルとして登場する。
『私の名前はキム・サムスン』のキム・ユンチョルプロデューサーが帰ってきた!!
キムプロデューサーは爆発的な人気となったドラマ『私の名前はキム・サムスン』の終了と同時に韓国芸術総合学校の教授へと転身した。映画監督デビューを前にMBCドラマ『ケ・セラ・セラ』を手がける。『私の名前はキム・サムスン』がロマンチックコメディーだったのに対し、今回の作品はドラマの神髄であるメロドラマで、感傷的でお決まりのパターンではあるが、人々が好む恋について描きたいと語った。若者の恋を扱ったドラマが多い中、恋が人をどれほど醜く幼稚にさせるのか、そしてどこまで本性を露わにさせるのかを描くという。
出演 : エリック、ヨン・ジョンフンほか
提供元 : MBC
話数 : 全17話
韓国放送日 : 2007年03月17日
KNTV初放送 : 2009年03月07日
登場人物
ムン・ジョンヒョク/エリック (カン・テジュ役)
イベント会社入社歴3年、パレスデパート企画室勤務。
快活明朗、現実主義者でプライドが高く、虚栄心も強い、その上短気。深く考えること、面倒なことは大嫌い。自分では気づいていないけれど意外と心は温かい。金銭以外の物ならすべて兼ね備えている。イケメンでマナーも完璧。花札、ポーカー、ビリヤード、賭け事に強く負け知らず。
チョン・ユミ(ハン・ウンス役)
ワールドデパートの事務補助。
単純で無鉄砲、一途な青春純粋派。マヌケでまじめな反面、自分の感情に正直で抑えきれない。腹違いの妹のジスを大切にしている。
イ・ギュハン(シン・ジュニョク役)
ワールドデパートの企画理事。
正確は理性的で内向的、完璧主義者。エリートコースを独走してきた若い実力者。上流階級出身のやり手に見えるが、出生に対する劣等感を持ち、安心して頼れる人のいない孤独な人物。
ユン・ジヘ(チャ・ヘリン役)
ファッションデザイナー。
自由奔放で自己中心的、反抗的だが純粋な面もある。自分の名前を冠したデザイナーズブランドを持っている。しかし、有名財閥のお嬢さんという後ろ盾があってこその成功だということもわきまえている。血も涙もなさそうな横柄な彼女だが真実の愛を求めている。
クム・ボラ(チ・ギョンスク役)
ウンスの継母。 若さと美貌は昔のまま。19歳で結婚して息子を産んだ後離婚。ふらふらしていたときにウンスの父と再婚するが死別。その後、先妻の娘ウンスと、実の子であるジスを連れて苦労しながら生きてきた。
イ・ウンソン(ハン・ジス役)
ウンスの腹違いの妹。生まれつき心臓が弱いため学校にはほとんど通えなかった上にイジメにあい退学、現在大検の準備中。青白い顔とか細い体に似合わず、性格は炭酸飲料のようにスカッとしている。
ソン・ジェホ(チャ・ヒョンミン役)
ヘリンの父。パレスデパートの会長。底の知れない人物。冷徹で冷酷。興奮すると暴悪になる。自分の地位をアップさせるために必死になっている。
ユン・ミラ(ユン・ジョンイム役)
ヘリンの母。優雅で教養のある外見とは違い俗物的で、自分が窮地に陥ると体の弱いフリをして倒れるのが特技。訳あってジュニョクを引き取り育てたものの、愛情はない。