最高です!スンシンちゃん

韓国国民の妹、IU(アイユー)が念願の初主演を果たした話題作!
「結婚してください!?」の脚本家が描く、元気いっぱいの少女と母をめぐるストーリー

韓国国民の妹、IU(アイユー)が念願の初主演を果たした話題作!
「結婚してください!?」の脚本家が描く、元気いっぱいの少女と母をめぐるストーリー

放送日
放送は終了しました

各話あらすじ

視聴方法

韓国国民の妹、IU(アイユー)が念願の初主演を果たした話題作!
「結婚してください!?」の脚本家が描く、元気いっぱいの少女と母をめぐるストーリー
<KNTV初>※日本語字幕

■ 出演
IU、チョ・ジョンソク『キング~Two Hearts』 コ・ジュウォン『鉄の王キム・スロ』 ユ・インナ『イニョン王妃の男』 イ・ジフン『私の娘コンニム』 ほか

■ 演出
ユン・ソンシク(公開採用22期)
2005 『鶏龍山のプヨン』演出
2006 『トランク』演出 2007 『大祚栄(テジョヨン)』共同演出
2008 『ラブハンター 30引く3』演出
2008 『恋愛結婚』プロデューサー
2009 『ザ・スリングショット~男の物語~』演出
2010 『夏の物語』演出
2010 『早く言って』演出
2011 『強力班~ソウル江南警察署~』プロデューサー
2012 『カクシタル』演出

■ 脚本
チョン・ユギョン
1998 MBCドラマ『世界の果てまで』
2000 MBCドラマ『秘密』
2001 MBCドラマ『恋するツキノワグマ』
2002 MBCドラマ『I Love ヒョンジョン』
2006 MBCドラマ『君はどの星から来たの』
2006 映画『国境の南側』
2007 KBSドラマ『インスンはきれいだ』
2010 KBSドラマ『結婚してください』

■ 報道資料
1.ユ・インナ&コ・ジュウォンの共演、甘いロマンスに期待度アップ
『最高だね、スンシンちゃん』は、コ・ジュウォンにとっては、除隊後初の演技活動再開作になる。『鉄の王キム・スロ』以後、2年ぶりのテレビ復帰作となった今回のドラマで、イ・スンシン(IU扮)の片思いの相手であり、イ・ユシン(ユ・インナ扮)の同窓生でもあるパク・チャヌを演じる。

『噂のチル姫』以来、再びKBS週末ドラマ出演となった彼は、「久々の出演で緊張しているが、頑張りたい。週末ドラマを経験したことがあるので、安心できる部分もある。KBSの看板プログラムであるだけに、よい結果を出せるように努力したい」と抱負を語った。また、除隊後の演技に対する姿勢も変わったと述べ、「以前にも増して、演技に欲が出た。真情のこもった演技をお見せしたいし、共演者やスタッフと一緒に、よい作品に作り上げていきたい」と覚悟のほどを強調した。コ・ジュウォンは、「ドラマのシノプシスを見た瞬間から、この作品に出演したいと思った。すごく興味深いし、チャヌというキャラクターが魅力的だった。

彼は最近流行の善良な男で、そこが彼の一番大きな魅力だ」と作品と役割に対する愛情を表現した。 ユ・インナとコ・ジュウォンは、台本リーディングでも付き合いの長い友達のように呼吸もぴったりで、お互いに対して、「よい相手役に恵まれて幸いだ。視聴者の皆さんに愛されるカップルになれる気がする」と2人一緒に「ファイト!」と叫んだ。一段と男らしさを増したコ・ジュウォンと、女性らしいユ・インナの恋物語がどう展開するのか、今から期待が膨らむ。

『最高だね、スンシンちゃん』は、父親の死を契機に、思いがけない運命の渦に巻き込まれた母親と末娘の幸せ探しと、彼女の恋物語を中心にして、家族の和解と真実の自分探し、さらには本当の幸せについて描いていく予定だ。KBSドラマ『ザ・スリングショット~男の物語~』と、『カクシタル』などで作品性と演出力を認められたユン・ソンシクPDと、『インスンはきれいだ』や『結婚してください』などの、美しい人間愛と感性的な筆致で、多くのファンを持つチョン・ユギョン作家がコンビを組んだ作品だ。

2.国民の妹IU、初主演作で期待感急上昇
『ドリームハイ』でキム・ピルスク役を演じ、なかなかの演技力を見せて俳優としての可能性を感じさせたIUは、『最高だね、スンシンちゃん』の主人公イ・スンシンにキャスティングされ、俳優として大きな挑戦をすることになった。

「やってみたいという気持ちとやり遂げたいという決心」を表明した彼女は、撮影場で誰よりも熱心な姿を見せ、ドラマへの期待感を高めている。平素の素直で明るいイメージのIUならではの個性を生かして、粘り強さと図太さがにじみ出る、イ・スンシンを演じてくれるものと期待される。台本リーディン場でも、先輩俳優たちと自然に呼吸を合わせながら、俳優として成長した姿を見せた。撮影現場ではより演技に集中して、きらきら輝いていると、スタッフが語ってくれた。

最近になって一層成熟した女性の香気を漂わせるIUのカップル演技にも注目だ。チョ・ジョンソクとイ・ジフンとの三角関係を描いていくイ・スンシンの恋物語は、「国民の妹」から「国民の恋人」に近づきつつある彼女の変身を期待させる。ミュージシャンから音楽番組MCや俳優として、自分に与えられたどんな役割にも最善を尽くしてきた彼女は、今回もイ・スンシン役を完璧に消化して見せてくれそうだ。

3.IUとチョ・ジョンソクのラブラインに関心集中
『最高だね、スンシンちゃん』の予告編が放送されて、ドラマへの関心が高まっている。予告編は2バージョンが作られた。軽快な音楽に乗って、チャップリンとモンローの扮装をしたIUが現れ、「私の名前はイ・スンシン。人は人生が芝居の舞台のようだという」というナレーションで始まり、「楽しく、悲しく、腹立たしいことが多い人生。元気を出しましょう」というナレーションと共に、ドラマの内容が交差して画面に現れ、これからどういう物語が始まるのか気がかりになる。 予告編の公開で撮影に拍車がかかる撮影場は、和気あいあいとした中にも、熱っぽい雰囲気にあふれている。IUは街中でチラシが顔に張り付くシーンを撮っていたが、うまく顔に張り付くまで、何回も撮り直しをした末にやっと成功すると、スタッフたちは彼女に拍手を送った。

チョ・ジョンソクは、監督がOKサインを出しても、自分が納得できないシーンには、「もう一度やります」と、演技に関しては完璧主義者の面貌を見せてくれた。また相手役の緊張をほぐそうと、面白い話で場を和ませたり、余裕のあるユーモアで現場をリードする姿も見せた。 撮影現場で会った2人はお互いにファンだそうで、IUは「チョ・ジョンソクさんが相手役なので周りの女性たちがみんな羨ましがって、あまり親しくない知り合いからも連絡が来るほど」と語り、チョ・ジョンソクは、「家族からさえも泥棒と言われた。僕の携帯電話はアクセスが集中して麻痺した。イ・スンシン最高!IU最高!」とファン心理をのぞかせた。

「2人が作り上げていくカップルはどんな感じになるか」という質問に、チョ・ジョンソクは、「スンシンの才能を発掘して育てていく過程で愛が芽生えて、足長おじさんのようになるのではないか」と予想した。IUは、「実際の年齢差は大きいのに、しょっちゅうぶつかり合ったり、けんかしたりして、年の差をあまり感じない友達か兄妹のような、仲睦まじいラブストーリーになるかも…」と語った。

2人はしかし、「まだどう展開するか予測できないので、大いに期待してほしい」という言葉も忘れずに添えた。 4.視聴率22.2%を記録 第1話の視聴率は22.2%(ニールセンコリア資料/全国基準、以下同じ)を記録、最近では最高の視聴率で、軽快な第一歩を踏み出した。

制作社側は、「1話の視聴率が20%を超えたからには、『棚ぼたのあなた』22.3%、『いとしのソヨン』19.3%などのように、50%に肉薄する高視聴率に接近するものと思える」と語った。 (KBS公式HPより)

■ 人物相関図
人物相関図

社会は集団メランコリー、もしくは集団催眠にかかっているようだ。どこへ向かって走っているのかも気づかずに、無我夢中で突っ走っている。走らなければ置いてきぼりにされてしまうから。それは無惨なことだと学んだから。有史以来、どの時代よりも物質的に豊かになったが、どの時よりも不幸指数は高くなってしまった。

自殺率は最高になり、見た目と学歴至上主義も最高で、物質主義も極みに達した。だが、持つ者は持ったなりに、持たない者は持たないなりに、皆同じく不幸せに見える。私たちはどうしてこんなふうになってしまったのだろうか。 このドラマは、全力疾走に疲れている社会に慰労と希望と治癒のメッセージをお届けしようと企画された。

幸福とは物質や外的条件にあるのではない。
つまり、より多く所有するとか、もっと高く上れば得られるものではないのだ。
私たちを本当に幸せにするものは、側にいる人の「素朴ながらも真実のこもった愛情」ではないだろうか。そんな愛情を分かち合う人たちで満ちた社会だとしたら、私たちはこれ以上慌ただしく、息せき切って走る必要がないかも知れない。

このドラマは、父の死を契機に思いがけない運命の渦に引き込まれる、母親と末娘の幸せ探しの物語だ。彼女たちは苦難を体験して、家族と愛情、成功、幸福、さらに人生の本当の意味を悟っていく。本当に大切なことは、自分の中にすべてあり、幸福とは自分に価値があり、尊敬されるべき人間であると思える感情を持って、納得した人生を生きる勇気ある者にだけ訪れる祝福だということも悟った。

お金がなくても構わないし、1番でなくても構わない、注目されなくても構わない。ただ今、在るがまま幸せであればいいのだ。そうして、このドラマは、傷だらけの私たちの社会にあたたかい労い(ねぎらい)を贈り、私たちの現在の暮らしと内面を顧みさせるだろう。私たちは今どこへ向かっているのだろうか。私たちの魂が本当に望んでいるものは何だろうか。

*물신주의(物神主義) :物質的満足を最高の精神的価値とすること=物質主義、黄金万能主義*自分には価値があり、尊敬されるべき人間であると思える感情のこと

出演 : IU、チョ・ジョンソクほか
提供元 : Licensed by KBS Media Ltd. ⓒ2013 KBS. All rights reserved
話数 : 全50話
韓国放送日 : 2013年03月09日
KNTV初放送 : 2013年10月13日

登場人物

イ・スンシン役/IU
イ・スンシンという名前は、今度こそは息子をという、祖母のたっての願いからつけられたのだそうだ。将軍のように勇ましく、健やかにすべてに打ち勝てという意味で、純粋の純に信じる信と書く。どんな困難が迫っても自分を強く信じろという、気高い意味だともいう。だが、いくら母がそう説明してくれても、これが女の子に相応しい名前だというのか。この名前自体が苦難と困難ということを、両親は分かっているのだろうか。

名前だけが問題ではない。才色兼備の姉たちの下に敷かれて育った。勉強も顔も普通で、背も低く特別に目立つところもない。しっかりしてないし、粘りもない。感情的になりやすく、ドラマを見ては泣くのが特徴である。簡単に人を信じて、詐欺にあった。それでも性格だけはよくて、無視にも耐えしぶとく生きてきた。姉たちと違って、苦労の末やっと入学した大学も2年間休学中。就活中とは言い訳で、実際は何をすべきなのか、何がしたいのかよく分からない。

シン・ジュノ役/チョ・ジョンソク
企画社代表。一時シンガーソングライターとして活動していたが、音盤制作及びエンターテインメント企画社を立ち上げた。江南の有名な皮膚科病院長の息子として裕福に育ったが、父親の後を継いで医者にならなければいけないのかと、プレッシャーを感じていた。高校時代、隠れてバンドを作って歌を歌っていたのが父にばれて、渡米させられた。結局、念願の実用音楽科(*)に入学、卒業後すぐに帰国してCDを出した。初CDで実力を認められて、マネージャーもついたが、父とは絶縁状態になり関係が悪化した。その頃交際していたのは女優のチェ・ヨナ。2人は会うなり恋に落ちた。だが、2番目のCDが失敗に終わったことでスランプに陥り、彼女と別れた。彷徨と挫折の末に、企画会社を設立。注目される新人企画者として頭角を現し始めてわずか1、2年の間に、人気アイドルグループを2つほど育てて、業界のニューパワーとして浮上中。

*実用音楽とは、ジャンルを問わず、同時代で使用されるあらゆる音楽をアーティストの感性によって自由に表現する音楽。

キム・ジョンエ役/コ・ドゥシム
スンシンの母。献身的な嫁、妻、母の三役を立派に務めてきた。十分ではないにしろ、人並みに育てるつもりだと言いながら、一生懸命に三人娘の面倒を見てきた。頭がよく美人の長女は、有能なファンドマネージャーと結婚して、香港で暮らしている。気が強く自己主張の強い次女は、衣料ブランドの室長としてキャリアを積んでいる。問題は年がら年中事故を起こす三女で、これという売りもない、頭脳も容姿も平凡な娘。みんな同じに育てたのに、どうして彼女だけ心配が絶えないのだろうか。しかし、おかしなことにそれさえも自分にそっくりだと苦笑いがこぼれる。

イ・チャンフン役/チョン・ドンファン
スンシンの父親。万事に慎重で周囲の信望を一身に浴びる人物だった。子供の頃、同じ町内の不遇な少女と兄妹のように仲良しだったが、いつの間にか彼女を好きになった。だが、出世欲が強く、野心的なその少女は彼を捨てて故郷を去った。彼は傷ついたが彼女を忘れて、母親によく仕えてくれて、子供を立派に育ててくれそうな、地道な女性と見合い結婚した。

シム・マクレ役/キム・ヨンリム
スンシンの祖母で、名声のある青松沈氏の両班家の末娘に生まれ、家柄と礼儀を重視する家庭で育った。夫が早世した後、あらゆる商売をして全国を回り歩いても、常に両班の家の血筋だというプライドがある。

イ・ヘシン役/ソン・テヨン
スンシンの一番上の姉。ジョンエとチャンフン夫婦の自慢の娘。美人で頭がよく、性格は控え目で優雅。美人女子大生でいつも注目を集めていた。卒業後、ある大企業に入社してすぐに、家柄もよく、将来有望な先輩からプロポーズされた。結婚に至るまでは平坦ではなかった。夫の家では平凡な嫁の実家を好ましく思わなかったし、彼女の両親は娘を嫁に出すために、老後資金を使い果たした。結婚後、香港の金融街にスカウトされた夫に従って韓国を離れた。娘が生まれてから、ずっと専業主婦として7年間香港で暮らしたが、突然帰国した。

イ・ユシン役/ユ・インナ
スンシンの二番目の姉。あるアウトドアブランドのマーケティング室長。仕事もよくでき、話術にも長けていて、性格はストレート。できないことはない万能選手で、何でもよく知っている。自然や霊的なことに関心が高く、長く続けているヨガもかなりの腕前だ。菜食主義者で環境運動にも熱心だが、矛盾だらけだ。負けず嫌いで、無視されるのは我慢がならない。それでいて口を開けば、寛容とヒーリングを叫ぶ。両親はいつも姉と妹ばかりに神経を使っていた。できた姉は両親の自慢だったし、妹は末っ子だから。それではいったい自分は何なのだろう。何のために生まれてきたのだろうかと、存在論的な悩みを小さい時から抱いてきた。

9歳くらいの時、妹のスンシンと火遊びをしていて、台所から出火しかけたことがあったが、火に飛び込んだ母がスンシンを先に救ったのが、大きな心の傷になっている。

ハン・ウジュ役/キム・ファニ
ヘシンの娘で、小学一年生。ママ似で賢い。ママより気が強くちゃっかり者。生まれる前から世の中の道理を把握しているように、知らないことはなく、大人を諭したりする。スンシンよりずっとしっかりしている。

シン・ドンヒョク役/キム・ガプス
ジュノの父。江南にある大型皮膚クリニックの院長。貧しい漁村生まれの秀才で、大学時代に出会った、外来教授の娘からの積極的な求愛で結婚した。やがて義父の病院を引き継いで、全国に分院を持つ大型チェーン病院に育てた。それなりの芸能人や知名人は彼の顧客で、マスコミにも数回出演した有名なドクター。クールで押し出しがいい。目標を定めたら、必ず成功させずにはおかない勝負師。だが、完璧な彼の人生にも、意にそぐわないことが1つある。一人息子のジュノが自分の後継者にならないことがそれだ。息子と気まずくなり、彼が父親の意志に従わなかったことが、依然として許せない

ユン・スジョン役/イ・ウンギョン
ジュノの母で、ドンヒョクの妻。病院長の一人娘で、お姫様のように大切に育てられた。大学4年の時結婚した夫は、父の病院の後を継いだ。無邪気で明るく、童顔美女で声は少女のように澄んでいる。一目惚れの夫をしつこく追いかけて、結婚してから30年余りになるが、今でも彼を愛している。だが、彼女を子ども扱いして、仕事に没頭して生きる夫が少し恨めしく思うこともある。ガーデニングと、ゲストを招待して食事をするのが趣味。

シン・イジョン役/ペ・グリン
ジュノの妹。大学を卒業して、美術の勉強のためニューヨークに留学中だったが、俳優になりたいと言って、ある日突然帰国した。だが才能も情熱も足りない世間知らずの彼女は、俳優になりたいという強い意志があるわけでもなかった。何気なく派手な世界に憧れて、注目を集めたいのにすぎなかった。そんなある日、父の病院に新しく来た若いドクターに、目が釘付けになってしまった。今さら演技なんかはどうでもよくなって、必要もない皮膚治療を口実に日に何度も病院に行く。皮膚をすりむき、傷つけ、ひねって、わざと皮膚に傷まで作り、彼を攻略中だ。

パク・チャヌ役/コ・ジュウォン
皮膚科専門医。スンシンの隣の家の息子で、スンシンがずっと片思いしてきた。誠実で穏やかな男性。両親には孝行息子で、妹には頼りになる兄。週末には家業のフライドチキン店を手伝って配達もする。勤務先の病院長からも信頼されているし、患者の人気も高い。

スンシンの姉のユシンとは小中高の同窓生だが、彼女を女性として意識し始めたのは大学生になってからで、それとなく告白めいた態度も示した。しかし、ユシンからきっぱりと断られてから、気まずくなってしまった。スンシンとは気の置けない仲だが、スンシンにきつく当たるユシンが気に入らなくて、顔を合わせるたびに、いがみ合う。

チャン・ギルジャ役/キム・ドンジュ
スンシンの母親ジョンエとは長い付き合い。結婚前、工場で働いていたころからの仲良しだった。結婚後も夫同士が友達になり、夫婦で親しく付き合ってきたが、ライバル意識も感じていた。顔も人柄も自分より上のジョンエが少し憎らしかった。ジョンエよりましなのは息子がいることで、優等生のチャヌがいるおかげで、ジョンエと対等に接してこれたのかも知れない。節約家で100元も無駄にしない。一生懸命貯金して、今住んでいる4回建てのビルを建てたと自負している。そのビルの1階で大きなフライドチキン店を営んでいる。

パク・ボクマン役/ソン・ミニョン
チャヌの父。やり手の妻を持った、髪結いの亭主のような存在。若い頃はそれなりに男らしかったが、今では妻の機嫌に合わせて、もめ事が起きないように暮している。フライドチキン店で駐車管理をしたり、配達や買い出しなど妻の手伝いもするが、隙をついてはいなくなる。登山や釣りに出かけて、友達と一杯飲んだりすることが多い。

パク・チャンミ役/カウォン
チャヌの妹でスンシンの友達。大学の服飾学科を卒業して、芸能人のスタイリストとして働いている。世の中の情報に詳しいが、信用できない未確認データが大部分。出来のいい兄の影に隠れた目立たない自分と、スンシンの立場が似ているので、痛みを共有しながら親しくなり、ストレス解消に一緒に食べ歩く。イケメンが大好きなので、この仕事を選んだとためらわずに本音を吐く。

ソン・ミリョン役/イ・ミスク
一時期は韓国人男性の心を虜にした大女優だった。今は年を取って人気も前ほどではないが、女優として最高の地位を享受している。長い間無名の演劇俳優だったが、20代後半にテレビ界にデビュー後、初作品が大当りして、一躍大スターになった。その後ずっとトップの座を維持してきた。スキャンダルも数回あったが、結婚経歴はない。結婚経歴ばかりか、過去や私生活も全く不明。俳優は神秘的イメージを固守すべきだという彼女の原則通り、平凡な教師夫婦の娘として育ったという程度の情報しか知られていない。

ファン・イルド役/ユン・ダフン
ミリョンのマネージャー。寡黙で無情のように見えるが、ミリョンに関係することなら残酷なほど執拗だ。ミリョンの故郷の後輩として、その当時からミリョンを実の姉のように慕って従ってきた。影のように彼女ガードし、彼女のイライラや憂鬱、不安などにじっと耐えている。だが最近彼女が、シン・ジュノという生意気な若者が社長を務める企画社と契約した。その若社長の下で、チーム長の職責を任されている。

チェ・ヨナ役/キム・ユンソ
人気沸騰中の若い女優。早くから磨いてきた、演技力と美貌とはっきりした性格を武器に、自分の魅力をアピールする術を心得ている。世の中に信頼できるのは自分だけだと考えていて、真実とか純粋な愛などは信じない。だが、彼女の人生にも2人の例外がいる。1人はシン・ジュノ、もう1人はソン・ミリョンだ。自分を育ててくれた制作者とは、ビジネスとしても恋人としても完全に決別して、自分の会社を設立した。

キム・ヨンフン役/イ・ジフン
カビエンタテインメントの1階にあるレストランの店長。ジュノの大学の先輩で、ジュノと最も近しい友人。養子としてアメリカで育った。10年ほど前に、実父母を探しに韓国に来て、そのまま居ついた。養父母は反戦運動の経歴があるヒッピー族で、自由でユーモアたっぷりな雰囲気の中で育った。ジュノが心を開いて話せる唯一の相手だ。初めて韓国に来たとき、ジュノの家に1年ばかり居候して、家族とも親しくなった。スンシンを側で優しく見守ってやりながら、ジュノより先にスンシンの魅力を発見する。

ソ・ジヌク役/チョンウ
製菓店のオーナー。ヘシンの大学の後輩。在学中、同じサークルの先後輩として親しかったが、ヘシンが卒業してすぐ結婚して連絡が途絶えた。新入生の彼に、ヘシンは女神のように見えていた。6人兄弟の末っ子で早くに両親を亡くした。寂しい子供時代の慰めは運動で、テコンドーと格闘技は有段者。大学も体育特待生として入ったが、卒業を間近にして、事故で筋肉を傷めて運動をやめた。一時は暴力の世界に足を踏み入れたが、誤って人を傷つけて刑務所に入り、そこで製パン技術を学んだ。出所後、心機一転して、製菓店をオープンした。

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