マイ・ラブリー・ブラザーズ
ワケあり兄弟が繰り広げる胸キュン指数120%のロマンティック・ラブコメディ!!
リュ・スヨン「マイ・プリンセス」×ソ・イングク「ラブレイン」×イ・ソンジェ「ポセイドン」豪華3大イケメン主演!
ワケあり兄弟が繰り広げる胸キュン指数120%のロマンティック・ラブコメディ!!
<日本初>※日本語字幕
■ 出演
リュ・スヨン『マイ・プリンセス』、ソ・イングク『ラブレイン』、イ・ソンジェ『ポセイドン』 ほか
■ 企画
シン・ヒョンチャン
2006年 『ある素敵な日』
2005年 『心震わせて』
2004年 『私の隠れた愛』
■ 脚本
オ・サンヒ
2011年 『可愛いあなた』
■ 演出
キム・ギョンヒ
2010年 『グロリア』
2009年 『ヒーロー』
2008年 『生保Gメン’08~ライフ特別捜査チーム~』
■ 演出
チェ・ジュンベ
2011年 『深夜病院~傷だらけの復讐~』
2008年 『どなたですか?~天国からのメッセージ~』
■ ストーリー
キュートでハートウォーミングな三兄弟のラブストーリー
離婚を前提に別居を始めるユ家の家長のウォンテとその妻ジョンスク。そんなユ家の息子たちもちょっとワケありな三兄弟。亡くなった妻をいまだに引きづり、再婚なんて夢にも思わない長男ヒョンギ(イ・ソンジェ)、親友の彼女を好きになり、やむを得ず独身を貫く次男ミンギ(リュ・スヨン)、浮気が妻にばれ、離婚へと一直線の三男スンギ(ソ・イングク)・・・それぞれ個性溢れる兄弟たちが繰り広げる三者三様の恋愛模様。毎日はトラブルの連続!彼らは問題を乗り越えて、次第に家族の絆を強めていく。
■ 人物相関図
結婚したことのない人たちは結婚を夢見るし、結婚した人たちは離婚を夢見る。しかし、それにもかかわらず、離婚を経験した人たちは再び結婚を夢見る。 他人同士が出会って結婚することによって構成される関係、夫婦。もちろん、神の意志だという予感、運命、愛情で代表される様々な感情が、2人の関係を結んでくれるが、その関係を夫婦として完成させてくれるのは「結婚」だ。そして、その結婚は明らかに人間が作りだした制度で慣習だ。それも天地創造で、男女が誕生したその日から今日まで、世界のすべてが変遷を重ねても、唯一依然として人類を支配している制度であり、慣習である。もちろん、我が国だけでも1日に300組以上の夫婦が離婚するという統計資料を見なくても、「結婚」が一生破れない約束であった時代は過ぎた。独身で生きることが異常でも、特別でもない社会になったのも事実だ。だが、若い男女は依然として「結婚」を夢見る。しても後悔し、しなくても後悔するという「結婚」だが、大部分の人々は依然として、経験してみて後悔する方を選ぶ。何故、そして何のためだろうか。姻戚関係にある者同士の結婚、同姓同本も関係なく、独身男性と年長の離婚女性が結婚するご時世だが、誰も「結婚」それ自体を否定したり否認したりはできない。発展のため、あるいは自由のため、多くの制度と慣習を変更したり壊してきた我々がなぜ、「結婚」だけはそうできないのだろうか。いや、そうしないのだろうか。作家はこのドラマを通して、その解答を探してみようと意図する。社会の最小単位が家族なら、その家族の最小単位だといえる夫婦。結局、夫婦とは兄弟愛や家族愛など、私たちがもっとも大切だと考えて、守らなければならないものの基本であり、始まりであるのだ。このドラマは、構成員全員がその基本と始めが行き違ってしまったある家族、年老いて、「祝!解放」を叫びながら別居を始めた父親、妻に先立たれて久しいのに再婚を考えない長男、友達の婚約者を愛していて、やむなく独身にこだわる次男、離婚されて独身貴族を気取る三男など、四父子が行き違ってしまった基本と始まりを修正しながら、片割れが再び完全な一つになるまでの過程をのぞき見ることで、「結婚」というこの難解な命題に対する、肯定的で、心地よい定義を一緒に探し求めてみようとする。
出演 : リュ・スヨン、ソ・イングクほか
提供元 : ©MBC 2012 All rights reserved
話数 : 全50話
韓国放送日 : 2012年09月22日
KNTV初放送 : 2013年07月03日
登場人物
ユ・ヒョンギ役:イ・ソンジェ
歯科医師。死んだ妻以外には女性を知らない堅物。他人には娘のアラムのためだと言っているが、実際は亡くなった妻に「一生お前を忘れない」と誓った約束を反故にするのは、後ろめたい気がするからだ。未亡人のイノクに出会って、控え目を勇気に変えて、苦しい恋を始めるが、妻の死後も家族のように行き来してきた、妻の実家との縁を簡単に切ることもままならない。回りがやきもきするほどおっとりしていて、消極的で受動的だが、逆を返せば、慎重で他人を配慮するタイプだともいえる。控え目とはいえ、自分が言った言葉や行動に対しては、きちんと責任を取ろうとする一面が、まさしくその証拠だ。
ソン・イノク役:ミョン・セビン
未亡人。音大卒業。7年前、ダビンを出産して間もなく夫と死別した後、ピアノ教室を開く。夫の死後も舅と義妹と同居しつつ、死ぬまでこの家の家族だと信じて疑わない、最近の世間では珍しい女性。だが、性格や外見など死んだ夫にそっくりの(ひょっとしたら、そう信じ込みたかったのかも知れないが)ユ・ヒョンギを知って、少しずつ気持ちが揺らぎ始める。
自分の感情や思いをアピールしないタイプで、女性として、妻としての生を放棄したまま、母として、嫁として、さらに家長の役割までしなければならない、孤独でつらい生活だが、そんな中でも別の希望や幸福を探そうと努力する健気(けなげ)な女性。いわゆる外柔内剛型だ。
ユ・ミンギ役:リュ・スヨン
ロマンス小説家。ユ家の男の中で唯一の純シングル。平素、父親や兄弟に小言や正論を堂々と吐き、自分を正直に表現する肯定的なタイプだが、結婚に関してだけは懐疑的だ。還暦で別居を始めた両親、できちゃった婚で結婚しておきながら、3年も持たずに離婚した弟、亡くなった義姉以外にはどんな女性も愛せないはずだと信じていた兄の心変わりまで、周りが彼に、「永遠の愛はない」、「運命的な恋もない」と知らしめた。そのせいで、友達のカン・ジンの恋人のイ・シニョンを愛してしまっても、そんな自分をしきりに否定しようとする。だが、愛情よりもっと深いカン・ジンとの友情は、彼に愛が何か、結婚が何かを徐々に教えてくれる。
作家らしく想像力が豊かで、他人の視線を意識しない自由奔放さのせいで、時には非現実的で突飛に見えることもあるタイプ。
ユ・スンギ役:ソ・イングク
ゴルフのティーチングプロ。生来の浮気者で、新婚してもその癖は治らず、結局3年も経たずに離婚。何をやっても憎めない魅力的な男。前妻のパク・ミリムに息子のボラムを渡して、自由を満喫しながら優雅にシングルぶっているが、伏兵ハン・ソンヒにつかまって、浮気ではない本当の恋の奴隷になる。だが、離婚したミリムとよりを戻させようとする母親の思惑に、新しい人生設計は簡単ではなく、ミリムとの因縁はスンギを自由に放っておかない。
本来の夢はチェ・ギョンジュのようなプロゴルファーだったが、現在はゴルフ練習場で、会員にゴルフを教えるティーチングプロを天職と考え、自分の仕事に満足している。兄のヒョンギとは正反対の性格だ。まず行動が先で、後悔や事態の収拾は後回しするタイプ。
イ・シニョン役:ハン・ヘリン
ウェブデザイナー。高校時代に交通事故で両親と弟を亡くして孤児になった。当時、事故現場を通り掛かったカン・ジンに危うく助けられたが、カン・ジンは彼女の代わりに、重傷を負って障害者になり、カン・ジンの母親は息子の不幸にも係わらず、彼女を神の意志と受け入れ、いきなり孤児になった彼女を引き取って、娘のように面倒を見た。
だが、彼女はカン・ジンの友人のユ・ミンギを知って、カン・ジンに対する自分の感情が愛情ではなく同情、あるいは責任感ではないかと疑い始めるが、さりとてカン・ジンと別れることもできない現状に苦しむ。非常な忍耐と自己犠牲によって、カン・ジンを見守ってきたという事が信じられないくらい保護本能を刺激する、か細く可愛らしいタイプ。だが、素直で我慢強い性格が、ユ・ミンギとカン・ジンの2人を苦しめる。
ウ・ジョンスク役:ナ・ムニ
ユ・ウォンテの妻。ヒョンギ、ミンギ、スンギの母親。ユ家の精神的支柱かつ実質的経済権保持者。それなりに財力のある実家のおかげで、当時俳優にも負けないほど見栄えが良かったユ・ウォンテを見初めて結婚したが、見かけばかりが立派なユ・ウォンテのために、ろくでなしの亭主を持った代償を支払い、今も払っている。さらに、息子ばかり3人を育てているうちに、声も根性も肝っ玉も太くなった。家庭の平和のため、夫と息子の4人を牛耳って取り締まり、事故が起きる前には交通整理を、事故後には収拾、処理をするのが日常になり、カリスマとリーダーシップも自ずから備わった。もちろん、このような強さと頑丈さの中には、子供のために気をもんで、子供のために泣いて、天が崩れ落ちたりもする普通の母親がいる。ただ、夫や息子の前では、簡単にさらけ出さないだけだ。それでも彼女も人で女なので、嫁のミリムには本心を見破られる、とんでもない失敗もする。息子と娘を持つ母親なら、姑であると同時に実家の母親であるしかなくても、易地思之(相手の立場になって考える)は簡単ではないことを、いや、ほとんど不可能だということを示してくれる人物。つまり、いくら歳月が立ち、時代が変わっても、姑は姑だし、実家の母は実家の母であることを、如実に物語ってくれる人物。
その他の性格は、家で起きる些細なことには命をかけて是非を問い、ほんのわずかでも間違った態度は絶対に許さない。だが、重大事には非常に沈着で泰然と対処する。几帳面な長男のヒョンギが心配の種ではあるが、何かにつけて頼りになる息子だし、何の欠点もないのに結婚もしないで気をもませる次男は一番信頼が置ける、三男のスンギは、亭主とそっくり同じだ、息子じゃなくて敵みたいだ、相も変わらず、死ぬの生きるのと大騒ぎだと愚痴りながらも、もっとも不憫な息子だ。
ユ・ウォンテ役:パク・インファン
3兄弟の父親。昔はそれなりに立派な実業家だったが、10年ほど前に新しい商売に手を出して大失敗した後は、不動産投機で裕福な妻のおかげで、○○ビルだけをやっと維持して、結局、そのビルの家賃の集金をする身の上に転落した。しかし、妻に内緒でそのビルを担保にして、何か始めようとしたのが露見し、この事件が波紋を呼び、とうとう妻から離婚される危機に陥るが、平身低頭して詫びを入れた挙句に、そのビルさえも妻名義になり、離婚だけは辛うじて免れたが、家から追い出されて、不動産屋の小部屋で暮らす羽目になった。
だが、妻が娘のウニの出産のため、日本に行くや否や、「祝!解放!」を叫びながら、パソコン上だけでつき合ってきた、ガールフレンドのペ・ドクスンに直接会った。彼女が、密かに憧れていた○○ビルの家庭食白飯家の女主人だと分かってからは、本格的に接近を試みたりして、ロマンスグレーを気取る。妻の前では、猫の前のネズミだが、息子や他人の前では大見得を切る、ええかっこしいタイプ。コンピューターゲームとインターネットを楽しむ、おしゃれな老人でもある。
ハン・ビョングク役:キム・ヨンゴン
ソン・イノクの舅。一生を教育者として生きてきたが、少し前に定年退職した。血圧で健康を害して、退職金で嫁のイノクにピアノ学院を開いてやる。嫁を大切にして頼りにしているが、顔には表さずに家長としての謹厳さを保つ典型的な韓国型の父親。だが、娘だけには親の権威が及ばず、あれほど重視する体裁が地に落ちる危険を招くこともある。
ペ・ドクスン役:キム・ヒョンジャ
○○ビルにある家庭食白飯家の主人。若い頃夫を亡くして、苦労して育てた一人息子が留学先で国際結婚してしまい、母子の縁が切れたも同然に独りで暮らしている。
ボランティア活動が唯一の楽しみだったが、偶然にコンピューターでユ・ウォンテとオンライン上で出会って、eメールを交換しながら親しくなった。後になって、その相手がビルの主(実際はビルの所有者の夫だが)であるユ・ウォンテだと知って驚いたが、すでにeメールである程度本音を語り合った仲なので、気安い友達になってしまう。だが、ユ・ウォンテが離婚したとばかり思って、ひそかに再婚を考えていたのに、ただ別居中に過ぎないと知って、温厚なハン・ビョングクにまた別の恋慕の感情を抱いて、三角関係の主人公になったりする。
常識的で誰にでも親切で気さくな性格。50代だが女性としての魅力を十分に備えている。
チョン女史役:キム・ヨンラン
ユ・ヒョンギの義母でカン・ジンの母親。息子最優先で、息子馬鹿の普通の母親。本来は率直で肯定的だったが、娘の死に続き息子の事故まで体験して、また誰かが自分を傷つけるのではないかと、防御的になり小さな出来事にも過敏に反応する、否定的な性格に変わった。特に息子に関することには極度に過敏反応する。それでも持って生まれた天性は明るく、かわいい面もあるので、シニョンやミンギ、婿のヒョンギなど周囲の人々を困惑させることもある。
ハン・ソンヒ役:シン・ダウン
子供学習教室の先生兼セールスウーマン。ダビンの父方の叔母で、イノクの小姑。こうと決めたら絶対に行動に移し、成功させるガッツのあるお嬢さん。セールスウーマンを兼ねることになったのも、病気の父親のために車を購入しようと、保険設計士の仕事を始めた後に、書籍、浄水器、ダイエット食品など手当たり次第に売ってからだ。だが、こんなに推進力があり、先ずは無条件に実践に移してみる行動派である反面、失敗も多く、少し天然ボケなところもある。ずけずけとした物言いと、見かけにこだわらず気取らない性格まで、女性というよりは中性に近い。ユ・スンギが好きになって、猛烈にアタックするが、他の恋する女性のように淑やかでも女らしくもなく、自分らしいやり方で愛を勝ち取ろうとする。
パク・ミリム役:ユン・セイン
ユ・スンギの前妻で、ボラムの母親。大学のキャンパスカップルだったスンギとできちゃった結婚したが、スンギの止まない浮気性が我慢できずに、結局離婚した。新婚当初から離婚を考えながらも、姑のせいでじっと我慢してきたが、姑が日本に行って留守の間に、電撃的に離婚を決行。離婚後も姑の援助を受けて、ずっと関係を維持するなど、格別な嫁姑の関係にある。
カン・ジン役:キム・ヨンフン
ファンタジー小説、武侠誌作家。ユ・ミンギの友人。事故による後天的肢体不自由者。
健常者よりずっと肯定的な思考をし、万事に能動的で積極的だ。ユーモア感覚と瞬発力、リーダー気質で、周りの人々を楽しませるスマイルメーカー。本心を隠して無理して明るく装っているのではなく、心から明るく健全な若者。