野王
クォン・サンウ×スエ×ユンホ(東方神起)話題の最新作
女は野望を抱き、男の純愛はやがて復讐へ…
クォン・サンウ×ユンホ(東方神起) 話題の最新作 女は野望を抱き、男の純愛はやがて復讐へ…
<日本初>※日本語字幕
■ 出演
クォン・サンウ(『シンデレラマン』)、スエ(『千日の約束』)、ユンホ(東方神起)(『No Limit~地面にヘディング~』) ほか
■ 企画
イ・ヒョンジク
■ 演出
チョ・ヨングァン 『私の期限は49日』『天使の誘惑』 パク・シヌ 映画 『白夜行-白い闇の中を歩く-』
■ 脚本
イ・ヒミョン 『屋根部屋のプリンス』『不良家族』『窈窕淑女』ほか
■ 報道資料
1.『野王』、視聴者に不意打ち
SBSの『野王』は反転に次ぐ反転を繰り返し、気が抜けない。極貧の生活から抜け出し、ファーストレディになることを夢見るダヘ(スエ)と、彼女のため全てを犠牲にするハリュ(クォン・サンウ)の物語だ。予告編から、ファーストレディのスエが、クォン・サンウに銃を向けるシーンが登場する。黒いスーツ姿のクォン・サンウの前に立った白いドレスのスエが、愛情と裏切り、憎悪と憐憫に満ちた悔恨の涙を流す。ミュージックビデオのようなこのシーンは、ドラマ全体のストーリーを圧縮して見せる。制作陣によると、『野王』の初回は、青瓦台に響き渡る一発の銃声で幕を開ける。一般人の出入が厳しく制限されている青瓦台。その中でも大統領夫人が住まう官邸の部屋は禁断の聖域に近い。かつて愛し合った2人が奥深いこの場所で対峙して、行き違った運命に終止符を打つため、血に染まった絶叫を響かせる。 この作品でダヘは結局自分の夢を実現する。反面、彼女のせいで全てを失ったハリュは憎悪の復讐に燃える。だとしたら、プロローグでの銃声は果たして彼らの最期だったのだろうか。ドラマ関係者は、「このドラマは正統メロドラマの基本的な組立てに、緻密な推理構造が加味されているため、視聴者が簡単に結末を類推するのは難しいはず。イ・ヒミョン作家が多くの反転と伏線を敷いているので、ますます興味深いストーリーになるだろう」と語った。
2.キム・ナムギルが『野王』OSTでプロ並みの歌唱力披露
キム・ナムギルは『野王』のOSTである「君は知らない」を公開。『野王』のOSTに、どんな歌手が加わるのか関心を呼んでいたが、俳優のキム・ナムギルの抜擢は意外な驚きだ。歌手でもない俳優が、しかも自身が出演していないドラマの主題歌を歌うのは、極めて稀だ。「君は知らない」は主人公たちの胸うずく愛のテーマ曲。2人の悲恋がキム・ナムギル特有の美声で哀切感を高潮させる。歌手兼プロデューサーのパク・ソンジュの作詞作曲で、3オクターブに近い音域にも、全くぶれないダイナミックでパワフルな歌唱力を誇示し、非情なメロドラマのテーマによくマッチしているという評価を得ている。正統クラシック系のポップバラードであるこの曲は、キム・ナムギルとパク・ソンジュのコラボレーショントラックで、本来はパク・ソンジュがキム・ナムギルに贈った曲だ。キム・ナムギルが自分のファンミーティングのステージで歌ったのを、『野王』のOST関係者が耳にしたのをきっかけに、ドラマの主題曲に採用された。
3.ユンホ(東方神起)、アイスホッケー選手として『野王』2回目から登場
ユンホ(東方神起)は財閥二世ペク・ドフンに扮する。ドフンはトンファ大学のアイスホッケー選手で、ライバルのキョンシン大学との熾烈な決勝戦に臨む。ユンホ(東方神起)はこのシーンを撮るため、前日の午前8時から翌朝4時まで20時間に及ぶ撮影を敢行し、迫力のあるスケーティングを披露して拍手喝さいを浴びた。特別出演のキョンヒ大学アイスホッケー選手たちも、彼のスケーティングに舌を巻いたという。去年、SBSの『日曜日は楽しい-キム・ヨナのキス&クライ』で軽快なスケートを披露した彼は、『野王』にキャスティングされてから、集中的に個人レッスンを重ねてきたのだそうだ。公開された写真を見ると、若々しく情熱的なキャラクターを充分に消化して見せてくれている。また、撮影場に集まった1000人のファンクラブ会員が大声援を送って応援し、お蔭で観覧席はCGもエキストラも動員せずに造作もなく埋まり、制作スタッフを喜ばせた。 ユンホは、「久々のドラマ出演で緊張もしているが、新人俳優として一生懸命走り回るつもりだ。先輩共演者たちとの息もぴったり合って嬉しい」と語った。
■ 人物相関図
愛によって、あるいは復讐に燃える心によって、人は生きる力を得る。この二つを胸に、己の命ほど大切にし、愛した女に向かう男の復讐心。男は復讐の果てにようやく悟る、男にとって復讐もまた愛であったと。男の一生をかけた壮絶な愛を通して、昨今の安っぽいロマンスに疑問を投げかけたい。
出演 : クォン・サンウ、スエほか
提供元 : SBS
話数 : 全24話
韓国放送日 : 2013年01月14日
KNTV初放送 : 2013年05月10日
登場人物
ハリュ役/クォン・サンウ
神の下し給うた子、ハリュ。
孤児院の前に捨てられていた穢れのない嬰児の顔を見たシスターが名づけた。そこでダヘに会ってハリュの人生は始まった。面倒くさがり屋の彼がダヘのためなら東奔西走し、彼女が泣くと居ても立ってもいられない。ダヘが養女に出てから7年目に、偶然に再会する。二度と再び彼女と別れないと心に誓って、生涯をかけてダヘを幸せにすると約束する。ダヘの留学を援助するため脇目もふらずに働き、微笑むダヘを見るとただ幸せだった。だが、そのダヘが変わった。自分の手の届かない高いところに上り詰めた彼女を見て、あり得ることだと自分を納得させた。濡れ衣を着せられた時でさえ、彼女を理解しようと努力した。しかし彼女が娘のウンビョルにまで背を向けるや、ついに堪忍袋の緒が切れた。そして、自分を徹底的に踏みにじったダヘに対して復讐を始める。
チュ・ダヘ役/スエ
清楚で可憐だが、側に寄れば強い香りを放つユリのような女性。
唇に笑みは絶えないが、目には深い悲しみが常に漂う。貧しく不遇だった幼い彼女を待ち受けていた過酷な人生は彼女を強くした。ハリュは世界でたった1人、自分だけを愛し守ってくれる存在だ。彼の助力で大学を卒業し留学までした。だが、自分をより高い場所へと誘(いざな)ってくれるペク・ドフンに出会ってから、ハリュにきっぱりと言い渡す。「幸せになりたいから、私の前から姿を消してほしい」と。
ペク・ドフン役/ユンホ(東方神起)
大企業グループの会長の父と、歳の離れた姉の間で大らかに育った。
あまりにも正直で裏表がないので、却って下心があるように見られたりする。父の事業には無関心で、目新しく面白いことをみつけることが生き甲斐だ。多くの女性の誘惑に何の興味も示さなかったが、偶然会ったチュ・ダヘに初めて愛の感情を抱く。ダヘを快く思わない姉に逆らってまで、ダヘを諦められず、ハリュに対する嫉妬心とダヘに対する執着心に苛(さいな)まれる。
ペク・ドギョン役/キム・ソンリョン
ペクハクグループのペク・チャンハク会長の長女。
ダヘをユリの花に例えるなら、ドギョンはバラだ。眩しいほど美しいが鋭い棘(とげ)を見せつけるバラ。彼女の持つ棘は彼女自身に向かっている。胸の奥底に潜む憤怒という棘に自ら刺されて痛みに耐えている。ハリュを知ってから、女性として愛されたいと感じ始める。だが、ハリュとドフンの側にいるダヘのせいで、奈落の底に落ちることになる。