愛も憎しみも~妻と愛人の間で~
妻と愛人が二度も男を奪い合う、壮絶な愛憎劇!
妻と愛人が二度も男を奪い合う、壮絶な愛憎劇!
<日本初>※日本語字幕
■ 出演
イ・アヒョン(『きらきら光る』)、イ・ジャヨン(『千回のキス』)、オ・デギュ(『糟糠の妻クラブ』)、オ・ミンソク(『愛をたずねて三千里』) ほか
■ 演出
ペ・テソプ
「愛をたずねて三千里」「マイガール」
■ 脚本
イ・グニョン
「愛をたずねて三千里」
うとくてバカ正直に生きている女、ジョンヒ 実の子を捨て華々しく生きている女がいる。そんな女が生んだ子を引き受け、人生の色々な曲がり道をさらに苦しく歩んで行くもう1人の女。 人生を生きるための方法も色々で、このドラマはそれぞれ違う方法で生きる2人の女の人生を通して人がどう生きるべきかを考えようとする。ある男の妻と愛人という悪縁から始まり、その男が死んだ後にはまた別の兄弟に出逢い義理の姉妹になるという、飽きれるほど残酷な運命の2人。1人は自分のことだけを考え、他人の人生を踏みにじり傷つけるばかり。もう1人はいつも自分が損するばかりの人生だ。 血縁を越える偉大な母性、育ての母の思い 夫が不倫して生んだ、ただ憎いだけのはずの子。それがいつの間にかその子の痛みを自分自身の痛みより強く感じるようになった。何らかの対価や報奨を欲しがっている訳でもなく、ただただ無償で愛を注ぐだけの彼女を「半分の母親」と名付ける人はいないはずだ。育ての母の思いはもしかすると、生みの母のそれより恐ろしいかもしれない。 2人の女の美しい仲直り 人生の中では死んでも許せないことだってある。しかし、自分の子を殺した犯人を許したという、とある父親の話などを聞いていると、人間の心の中にはどんなことも乗り越える温かさがあるのではと考えざるを得ないのだ。もしかしたら一番の復讐は相手を許すことではないだろうか。
出演 : イ・アヒョン、イ・ジャヨンほか
提供元 : SBS
話数 : 全120話
韓国放送日 : 2006年12月04日
KNTV初放送 : 2012年11月30日
登場人物
キム・ジョンヒ 役/イ・アヒョン
建設業の夫は若い女と浮気した挙げ句、新居まで作り離婚を要求してきた。未練半分、意地半分で離婚届けに判を押すことを拒否してきたが、そろそろ彼女自身も限界を感じ、近いうちに判を押してあげるつもりだ。
夫が帰らない家で寂しく生活しているが、気の合う義理の母親が一緒なので心細くはない。
活発で生活力の強い典型的なおばさんタイプ。ポジティブな人生観で根気強く、凛々しい性格の彼女はどんな辛いことに対しても笑顔を貫く強い女性。
離婚届けに判を押す前に夫が事故で死んでしまい、彼女には無能でナルシストな義理の母親と、夫の浮気相手が生んで捨てていったミノだけが残ってしまった。
チョン・インジュ 役/イ・ジャヨン
非常に貧しかった幼い頃の記憶。母は家を出ていってしまい、父はいつも酔っぱらっていた。そんな父が死んだ後も就職した美容院で仕事をしながら色々と苦労してきた。そんな過去の記憶は彼女に富に対する憧れを抱かせ執着させた。
自分に有利なチャンスが来たら本能的に自分の物にする彼女は現実的な性格の持ち主。
グァンジェとの不倫でミノを生んでジョンヒには言葉にできないほど辛い思いをさせたが、むしろ自分の方がもっと弱い立場で被害者だと思いこんでいる非常に自己中心的な人間。
グァンジェを愛していた分、事故で彼が死ぬと酷い喪失感に苛まれる。しかし新しい人生を夢見てアメリカに行くことにした。と同時に自分の新しい人生の邪魔物になる息子のミノを捨てる決心をする。
パク・ジェヒョク 役/オ・デギュ
元々医者より経営の方に興味が深かった。家柄や七光りに頼らず自力で人生の進路を開拓するくらい自信家でいつでも自分の信念を貫き通す、固い意志を持っている。クールで冷たいところもあるが紳士的で穏やかな彼は外柔内剛な人。淡白な性格で余裕が感じられる彼の笑顔は相手にも安らぎを与える。
シャープで端正な顔に堂々とした態度、強い正義感も備えている。
医者のソンヨンに失恋した後、彼の心を動かす女性はいなかったが、正直で誠実な上に思慮深いジョンヒに人間的に惹かれ始まった彼の感情はいつの間にか愛になる。
パク・スンヒョク 役/オ・ミンソク
ジェヒョクの弟。
亡くなった父の後を継いで医者になったが、大して面白くないと言う理由で医者を辞め、ファッションデザイナーの道を選んだ一家の問題児。
病院の理事長である母に反対されながらも自分のやりたいことを続け、なにかと嫌な顔はされるが、彼特有のふてぶてしさで屈せずに耐えている。
自分がやりたいと思った事は死んでもやらなくちゃ気が済まない、他人に何て言われようが気にしない頑固者。
自由奔放で自分勝手な彼だが一度心を決めたなら、それが仕事だろうが女だろうが死ぬ気で挑むのだ。