ソン・チャンウィ、ハン・ヘジン主演 脳外科医たちの苦悩と愛憎を描いたヒューマンドラマ
<一挙>※日本語字幕
■ 出演
ハン・ヘジン(『いばらの鳥』)、ソン・チャンウィ(『美しき人生』)、パク・コニョン(『風の国』)、チョ・ジェヒョン(『階伯(ケベク)』) ほか
■ 演出
イ・ソンジュ 『不滅のイ・スンシン』
■ 脚本
キム・ソルジ 『地面にヘディング』
■ プロデューサー
ユン・ジェウォン
■ 報道資料
JTBCの月火ドラマ『シンドローム』は全国視聴率1.596%(AGニールセンメディアリサーチ)を記録して幕を下ろした。残念ながら2%台には乗らなかったが、毎回同時間帯の総合編成チャンネル中では1位を維持しながら善戦した。 何よりも嬉しかったのは『シンドローム』に対する評価だ。興味深い展開はもちろんのこと、チョ・ジェヒョン、ハン・ヘジン、ソン・チャンウィ、パク・ゴニョンなどの俳優たちの演技も好評だった。制作陣は「既存ドラマの成功公式に従うだけでなく、もう一歩先に出ようと努力したのがよい結果につながったと思う」と語った。 実際に、今までの医学ドラマには描かれなかった破格的な試みが目を引いた。不倫と出生の秘密など、あくどい素材まで総動員して果敢にアタックした。チョ・ジェヒョンが「脳地図」を完成させるため、患者を実験対象にするなどの、非道徳的な行動を繰り返す姿をあからさまに描いたシーンに釘づけになった。ともすれば、「低俗」と非難を浴びてもおかしくない状況にありながらも、道理にかなう洗練された演出と脚本のお蔭で、「緊張感を維持しつつ、面白さを引き出す卓越した選択だった」と評価された。 40億元台の手術装備を動員して、神経外科専門医の検証を受けながら完成させた、脳手術シーンも話題を呼んだ。キム・ソンリョンが覚醒したまま、執刀医である夫と会話しながら手術を受けるシーンなどが名場面として選ばれた。専門用語と手術に関する詳細な説明まで添えられて、「医学ドラマの水準を一段階アップさせた」という声も聞かれた。
■ 人物相関図
メス一本で人の生命を左右できる者たち。彼らは一瞬にして、人間の機能に甚大な損傷を与えることも可能だ。我々はそんな彼らを神経外科医と呼ぶ。このドラマは単に、患者を救う医師の話ではない。患者がどのような人生を歩むかを決定づける神経外科医の物語だ。半生をかけて、貧しい患者や縁故のない患者たちに秘密裏に臨床実験を施して、「脳地図」を作ってきた神経外科教授を中心に、過去から連綿と続く複雑で長い運命の葛藤が繰り広げられる。様々な理由から、重苦しい人生を歩んできた主人公たちが、その苦痛から抜け出す過程が描かれる。視聴者に「生と死、そして許し」という根本的な問いを投げかける。
作品ポイント1: 脳にメスを入れる最も危険で難しい分野を選択した神経外科医たちを通して、未知の世界に対する好奇心を充足させる。未だ十分に解明されていない脳の秘密めいた世界を垣間見せたい。また、「幻想としての医師」と「普通の人間である医師」の姿を同時に示して、複雑な脳のしわの間で起こる人間史の喜怒哀楽を描き出す。
作品ポイント2: 過去から続く、主要人物たちの間の複雑な葛藤を斬新に描き、テレビドラマに欠かせない連続性を引き出す。スピーディなストーリー展開は、アメリカドラマを見慣れた視聴者を充分に納得させるはずだ。
作品ポイント3: それぞれの患者が抱える個人史を詳細に描くことで、面白さと感動がワンランクアップした。実話のような骨太なヒューマニズムで視聴者の涙腺を刺激して、心の浄化に一役買いたい。
作品ポイント4: ドラマに登場する様々な神経外科疾患を、徹底した医学検証に基づいて紹介する。医師が見ても肯(うなず)ける有用で正確な情報で、外科医の役割を果たすつもりだ。
出演 : ハン・ヘジン、ソン・チャンウィ、パク・コニョン、チョ・ジェヒョンほか
提供元 : JTBC Co.,Ltd all rights reserved. 作品提供:ポニーキャニオン
話数 : 全20話
韓国放送日 : 2012年02月13日
KNTV初放送 : 2013年05月01日