■話題
2部作ドラマ『加里峰(カリボン)エレジー』は、現在、韓国で社会問題にまで発展している不法滞在の中国同胞と彼等を食い物にしようとする韓国人を描写することで、韓国人と中国同胞、更に人として共存の道とは何かを真剣に考えさせられるドラマ。今回の特集ドラマ『加里峰(カリボン)エレジー』の脚本は『MBCベスト劇場』の『長兄様』でデビューを飾り、推理小説作家として活動した後、最近ふたたびドラマの台本を書いているイ・ギウォンが担当する。イ・ギウォン作家は昨年11月に放送された『MBCベスト劇場』の中の一編『僕の妻は暴力系』を書き下ろし、視聴者の笑いと共感を買った。演出を務めたパク・ボンマンPDは、今回の特集ドラマ『加里峰(カリボン)エレジー』で「同じ人間」という点に主眼を置き、人間愛を引き出すドラマを制作したいと語る。人間愛を見せるのは、とりわけ俳優の演技力にかかっている、と言えるが、パクPDは主人公役のキム・ユソク、イ・ヨンジュン、チョン・ウンギョンらの演技に満足しているという。主な俳優として週末ドラマ『狐と綿菓子』、朝ドラ『愛を予約してください』などで人気急上昇中のキム・ユソクが主人公ジュンギを、ジュンギに騙される中国同胞テシク役を、6・25特集ドラマ『右手と左手』(99年)以後2年ぶりにドラマに出演する注目の新人タレント、イ・ヨンジュンが熱演する。韓国籍を取得するためにあらゆる手段を尽くす喫茶店レジのキム・ドンスク役は、次世代スターと期待されるチョン・ウンギョン。喫茶店主のユ・マダムは北朝鮮出身の女優、キム・ヘヨンが演じ、故郷の発音を聞かせてくれる。
出演 : キム・ユソク、イ・ヨンジュンほか
提供元 : MBC
話数 : 全2話
KNTV初放送 : 2008年01月23日