危険な彼女
ユラとソラ、腹違いの美しき姉妹が繰り広げる
愛と復讐の果て―。
ユラとソラ、腹違いの美しき姉妹が繰り広げる
愛と復讐の果て―。
<日本初放送>※日本語字幕放送
■ 出 演
コ・ウンミ(『笑ってお母さん』)、キム・ジョンヒョン(『ジャイアント』)、ファン・ボラ(『笑ってお母さん』)、ヨ・ヒョンス(『トンイ』)
■ 演 出
イ・ミンス
『白い嘘』『スカーレットレター-裏切りの代償-』
■ 脚 本
イ・ホング
『神と呼ばれた男』『揺れないで』『悪い女、善い女』『M』『一つ屋根の下の三家族』
■ 報道資料
-『危険な彼女』、ファン・ボラとキム・ボヨン、復讐の化身の母子演技に期待感高潮-
MBCの連続朝ドラ、『危険な彼女』が撮影準備に入った。このドラマは、内縁の妻である自分の母を捨てた男の娘に復讐する女性(カン・ソラ)と、その彼女から家族を守ろうとする娘(カン・ユラ)の物語である。復讐の化身となった娘ソラはファン・ボラが、捨てられた母親はキム・ボヨンが演じる。カン・ソラの腹違いの姉、カン・ユラにはコ・ウンミが扮して、ファン・ボラと対立し、葛藤を展開する。カン・ユラの異腹の弟カン・ドンミンは、自分の兄を殺害した男の妹(イ・ソジュ)に恋をして、新たな悲劇の主人公になる。この他にもカン・ユラの恋人、キム・ジウォンにはキム・ジョンヒョンが、カン会長夫妻にはイム・チェムとソヌ・ウンスクがキャスティングされた。
『危険な彼女』は『揺れないで』『悪い女、善い女』『神と呼ばれた男』のイ・ホング作家が執筆し、『スカーレットレター-裏切りの代償-』『白い嘘』のイ・ミンスPDが演出する。
信じきっていた全てが一瞬にして崩壊したとしたら、あなたはその原因となった者を憎みますか、それとも許しますか。失ったものを取り戻し、かつ自分のものを守ろうとあがき苦しむ者たちの憤りと憎悪が、さらなる行き違いを招き、歯車が狂い始める。
しかしそんな彼らにも希望はある。このドラマにおける作家の意図は治癒と和解だ。視聴者が彼らと苦しみと喜びを共有して、彼らと同じように、愛の大いなる意味を心に刻んでくれることを願う。
出演 : コ・ウンミ、キム・ジョンヒョン、ファン・ボラ、ヨ・ヒョンスほか
提供元 : MBC 2011 All Rights Rreserved.
話数 : 全124話
韓国放送日 : 2011年10月10日
KNTV初放送 : 2011年03月19日
登場人物
カン・ユラ役/コ・ウンミ
弱々しく見える外見とは正反対の価値観のしっかりした現代女性。
チンソングループの娘で、ドンジュンの死後、留学を諦め会社の広報部に入社。
ソラの出現により彼女の人生に狂いが生じ始める。愛する者たちが1人、2人と彼女の元を去っていく。その裏には彼女が想像もできない秘密が隠されている。
ソラとドヒの存在にようやく気付いたユラは、家族を守るために反撃を開始する。
キム・ジウォン役/キム・ジョンヒョン
チンソングループ広報部本部長でユラの恋人。
幼くして両親を亡くし、親戚に預けられて育った、真面目で有能な人物。父親のつらい記憶のせいで、わざと大企業を避けて中小企業に就職し、カン会長に注目される。恋人のユラとの間に、ソラが割り込んでくる。
カン・ソラ役/ファン・ボラ
ドヒの娘。
母親よりずっと毒気が強く、欲しい物は手に入れないと気が済まず、激しくまくしたてる毒舌に周囲も辟易(へきえき)する。チンソングループを憎悪する母の影響で、カン会長に対する嫉妬と怒りが、ついには会長家族へと向かう。特にユラを毛嫌いして、彼女の全てを奪い取りにかかる。ますます高じる嫉妬と嘘の上塗りでソラの心は荒廃していき、とどまるところを知らない。本来は自分のものだったものを取り戻しさえすれば、全てが終わると思っていた。結局、彼女の行動は歯止めのきかない破局へと向かっていく。
カン・ドンミン役/ヨ・ヒョンス
カン会長の次男。
ドヒとの間に生まれた息子だが、継母は実子のように愛情を持って育てた。父親の会社だの後継者だのには無関心で、自由気ままに暮らしている彼の前途に、恋人との悪縁と出生の秘密という暗い兆しが差し始める。
ユン・ドヒ役/キム・ボヨン
カン会長の内縁の妻で、ドンミンとソラの母親。
不倫関係がばれるや、何の未練もなく、さっさと正妻の元に戻った会長に対して復讐を誓う。
チェ理事役/キム・ヨンベ
シン女史の個人秘書でチンソングループ理事。
チンソングループ一筋に仕えてきた臣僕。
イ・ソジュ役/イ・ナウン
家政婦ナ・ジスクの娘で、ドンミンの恋人。
父親がいないが、アルバイトしながら大学に通う健気な女性。自分とは全く違う環境に育ったドンミンに一目ぼれするが、過酷な運命の壁が彼女の前に立ちはだかる。
イ・ソフン役/ソン・ウン
ソラの恋人でフィットネスの
トレーナー。
平凡な彼の人生はソラの出現により一変する。
多血質な彼もソラの前では大人しい羊のようになる。情緒の不安定なソラを見守ってやろうと思うが、だんだん怪物のようになっていくソラに驚きを隠せない。
カン・ドンジュン役/チョ・ヨヌ
カン会長の長男。
幼い頃からチンソングループの後継者になることを自覚していて、自分を律してきた。女性に全く関心のなかった彼だが、ソラが現れてから全てが変わり始める。
シン女史役/キム・ウニョン
カン会長夫人ヨンスクの母親。
チンソングループを婿のカン会長に任せて、一線を退いたが、依然として大株主だ。20年前、カン会長を追放したかったが娘のために我慢した。再びの不祥事を厳重警戒していたにもかかわらず、またしてもカン会長の不倫の証拠を握ってしまう。
ナ・ヨンスク役/ソヌ・ウンスク
カン会長夫人でユラの母。
夫の浮気に衝撃を受けるが、母親の説得に従って目をつぶり、外にできた息子のドンミンを引き取って、我が子のように愛情を注いで育てた。夫とドヒがよりを戻したのを知って、ドンミンに手を出さないでくれと、ドヒに哀願する。しかしドヒの計略が徐々に表面化していく。
カン・ジュヒョク役/イム・チェム
チンソングループ会長。
姑から譲り受けた会社と資金を基に、チンソングループを大企業に育て上げた。仕事にはそつがないが、私生活面における優柔不断さが全ての悲劇の原因となった。20年ぶりにドヒが現れて、よりが戻ってしまった。