あらすじ
ハイキックを武器にケンカに明け暮れ、バイクマニアで、勉強大嫌いのイ・ユノ(チョン・イル)と、プラモデルとホームページいじりが趣味の秀才イ・ミノ(キム・ヘソン)は、1歳違いの兄弟だが、共に高校1年生、しかも同じクラスだ。二人は大韓民国の今時の若者たちの両極端をコミカルに代弁する。 二人には当然、家族がいる。希望退職後 トレーダーになったノーテンキな絶倫パパ(チョン・ジュナ)と、威風堂々、自信満タンの漢方医のママ(パク・ヘミ)、カネをこよなく愛する守銭奴のお祖父ちゃん(イ・スンジェ)、嫁との権力争いでいつも惨敗のお祖母ちゃん(ナ・ムニ)らだ。叔父のイ・ミニョン(チェ・ミニョン)は、27歳の若きシングル・ダディー。若くして結婚し離婚したせいで、半分独身、半分オヤジという境遇になった彼は、新たな恋愛遍歴に突入、一方では別れた女房シンジ(シンジ)ともビミョーな感情で付き合いを続ける。 「思いっきりハイキック!」は、一筋縄ではいかない登場人物たちのひっちゃかめっちゃかな日常を、コミカルに描く。だが、ある瞬間から彼らをとりまく人物たち、一般のドラマでは単なる助演の周辺人物たちが、実は、それぞれとてつもない秘密を持った人物であることが、少しずつ明らかになる。