王の女

宮廷を舞台に展開する骨太な政治ドラマ

宮廷を舞台に展開する骨太な政治ドラマ

放送日
放送は終了しました

視聴方法


◇頂点に立った混沌の国
1591年(宣祖24年)~1623年(仁祖1年)の間に起きた倭乱と内乱、反正という激変と混乱の歴史を舞台に、王朝を守る男たちと彼らを支えた女たちの話を展開する。
◇勝者の記録である歴史の裏側
王権とは「すべてのものを超越して、国家と社会を支える唯一の律法」である。その存在は絶対的で、王権守護という大儀を掲げれば習慣や道徳は必要ない。だから韓国のみならず世界中で繰り返されている殺戮を歴史は単純な「破倫」として記録しなかったのだ。どんな帝王であろうとも王権に対する挑戦を受けたら、光海君のような行動を取らないという保障はない。このドラマは光海君を美化するのではなく、当時の状況を「勝者の記録」から誇張を差し引いた事実を扱う。
◇国を救うため、学者たちが対話と討論をした時代
宣祖、光海君の治世には、韓国史に大きな足跡を残した名臣、名将らが特に多い。これらの逸材が国家の命運を賭けた国難の時代に、私利私欲で派閥争いをしたのだろうか。このドラマでは、日帝植民地史観が注入した「派閥争いが国難をもたらした」という従来の否定的な視点から脱し、人々の「宗廟・社稷と国家・民族のために主張を曲げず、激しい討論を展開した闊達なまでの意気」に焦点をあてる。
◇水勢に逆らう激動の時代
『王の女』は、治者たちが宮廷を舞台に展開する骨太な政治ドラマとともに、大河のごとく静かだが存在感のある民の喜怒哀楽を綴る。宣祖~仁祖時代の歴史は波乱に満ちていて、多様な教訓が得られるからだ。
◇楽しんで観る歴史
歴史的事実をより効果的に伝達するため、ワルタンの原作『寝て行くあの雲よ』を基軸に、架空の人物を登場させてドラマにスパイスを加えてゆく。

出演 : チ・ソン、パク・ソニョンほか
提供元 : SBS
話数 : 全42話
韓国放送日 : 2003年10月06日
KNTV初放送 : 2006年02月04日

登場人物

イム・ドンジン(宣祖役)
朝鮮第14代王。温厚な性格で仁術に長けていたが、帝王学を学ばずして王位に付いたため、主導力に欠ける。

チ・ソン(光海君役)
朝鮮第15代王恭嬪の第二王子。臨海の謀反で追放された悲運の君主で「改革君主」と「破倫暴君」の相反する評価がある。知性的な気品と果敢な決断力の持ち主。

キム・ユソク(臨海君役)
宣祖の第一後宮・恭嬪の第一王子であるが、嫡子ではない。学問より乗馬と弓が得意。自らの世子冊封を挫かれた後、光海が王位に付くのを助ける。

パク・ソンヨン(金尚宮役)
幼い頃から宮女として宮廷生活を送り、光海を欽慕する。壬辰倭乱の際、宣祖の目にとまり聖恩を受ける。光海のために波乱万丈の生涯を送り、最後は処刑される。

イ・フン(イ・ハンミン役)
架空の人物。乙巳士禍の時、無実の罪で惨殺された一家唯一の生存者。ジョンウォルを愛しながらも告白できず一生独身で過ごす。ジョンウォルの夫をかばって死ぬ。

サガン(柳氏夫人 役)
光海の妻。聡明な判断力と見識を備え、世子嬪時代から光海に政治的な助言を行なう。

イ・ヒョチュン(懿仁王后朴氏役)
宣祖の正妃で、温厚な性格の中殿。15歳で冊封により王妃に。孝誠な光海を深く愛し、世子冊封の際に力になる。

イ・ヘスク(仁嬪金氏役)
宣祖の第二後宮。宣祖の寵愛を信じて臨海や光海の代わりに自分の息子・信城君を王位に付けようと狙う野心家。

イ・アヒョン(許氏夫人役)
臨海の夫人。世子の座を弟・光海に奪われた夫の苦しみを癒し、壬辰倭乱で倭軍の捕虜になった夫を気遣う。

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