めっちゃ大好き!
ぶっ飛びハツラツ!ラブロマンス!
週末連続ドラマ「めっちゃ大好き!」は、“青瓦台の調理師と執事たち”という新鮮な題材を扱ったドラマである。今まで扱われたことのないタブーの空間と、未知の人々をブラウン管の中に呼び集め、新しい感覚の週末ドラマを作ってみようと思う。 しかし、物語のメイン舞台は青瓦台だが、ドラマの主人公は大統領一家ではない。ドラマの関心は、数十年の間、ときの歴代大統領一家に仕え、常に歴史の現場に居合わせながら縁の下の力持ちに徹してきた青瓦台の真の住人である、大統領の調理師、厨房のまかないさん、40年選手の大工のおじさん、大統領の専属カメラマン、警護員、そして警護員たちのマドンナである“ムクゲの会”の女性職員たちにある。 大韓民国で最も特殊な職場にいる彼らの日常と、常に縁の下の力持ちに徹しながらも、自分たちの作った料理が、ドアが、受けた一本の電話が、外交になりえるという心意気で、国家のために大統領に負けじと、精一杯職務を全うする彼らの、素朴だが感動的な匠の精神を描きたい。 だからこそ、このドラマの主要空間である“青瓦台”は、最高権力の場や、タブーの場としての意味よりも、大韓民国で最も熱心に働く人々の空間として、より大きな意味を持つ。権力の生臭さではなく人間臭さのにじむ青瓦台、国民に恨まれる青瓦台ではなく国民の望む青瓦台の姿を愉快に具現し、疲れた国民に新しい希望のメッセージを伝えたい。
出演 : ユジン、イ・ミンギほか
提供元 : MBC
話数 : 全34話
韓国放送日 : 2006年04月08日
KNTV初放送 : 2006年05月20日
登場人物
リュ・ジン(カン・ジュヌォン 役)
31歳、大統領の息子。
微笑みの貴公子、手に負えないヒューマニスト。
芸能人顔負けのルックスに知的な雰囲気。
母性本能を刺激する哀愁を帯びた眼差しに、まぶしい笑顔。
彼ほど白衣の似合う医者は、韓国中を探してもいないだろうというのが、大学病院の女性職員たちの一致した意見である。
温かく謙虚で、この上なく純情で、韓国一優しい医者である。苦しんでいる者、弱者、年少者にはとんでもなく弱い。
ユジン(ヨ・ボンスン 役)
25歳、青瓦台の調理師。
2006年、ソウルから遠く離れた山奥の野生娘。
ぶっ飛び明朗、天真爛漫、純真ヘンクツ、天然ボケ、たくましく自由闊達。
正直、怖い物知らず、空気が読めない、空想大好き。
単純だが頭でっかち、本の虫である。
田舎の彼女の部屋は、かび臭くなった古本に埋まっている。
食べることが大好きで、本人も気づかなかったが料理を作ることが食べることよりも好き。
料理の才能に恵まれている。
イ・ミンギ(ナム・ボンギ 役)
28歳、青瓦台の警護員。
皮肉屋、手に負えないものぐさ男。
男前、背も高く、どんな衣装でも華麗に着こなす。
全身から育ちの良さがにじみだす。
ハードウェアはカンペキ、最高。
偏屈で自己チュー。とどめは、男尊女卑の女たらし。ソフトウェアは最悪のサイテー。自分に関係のないことは、全て面倒くさがる個人主義者。適当な怠けグセ、責任回避のための適切な小ズルさ等をまんべんなく持ち合わせた彼は、誰もが沈黙する時に“かったるいです。”と言う、勇気ある真のものぐさ男である。 靴マニアである。代わり映えしない靴を、ヒマさえあれば買い集めている。この性癖のせいで、父親にしょっちゅう殴られている。ファッション命。手に負えない伊達男、カッコマンだ。