トンイ
『宮廷女官 チャングムの誓い』 『イ・サン』
イ・ビョンフン監督の2010年時代劇超大作!
ハン・ヒョジュ(『華麗なる遺産』)&チ・ジニ(『宮廷女官チャングムの誓い』)主演
『宮廷女官 チャングムの誓い』 『イ・サン』
イ・ビョンフン監督の2010年時代劇超大作!
ハン・ヒョジュ(『華麗なる遺産』)&チ・ジニ(『宮廷女官チャングムの誓い』)主演
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『宮廷女官 チャングムの誓い』 『イ・サン』
イ・ビョンフン監督の2010年時代劇超大作!
ハン・ヒョジュ(『華麗なる遺産』)&チ・ジニ(『宮廷女官チャングムの誓い』)主演
<日本初放送>※日本語字幕放送
歴代最長の治世を誇った英祖の母となる淑嬪崔氏(スクビン チェ)の一生。
最下層の身の上の女性が粛宗の側室として宮廷内での地位を固めてゆく様を描く。
■出 演
ハン・ヒョジュ(『華麗なる遺産』)、チ・ジニ(『宮廷女官 チャングムの誓い』)、ペ・スビン(『華麗なる遺産』)、イ・ソヨン(『天使の誘惑』)
■制作陣
*演出:イ・ビョンフン
1999年 『許浚』
2001年 『商道』
2003年 『宮廷女官 チャングムの誓い』
2005年 『ソドンヨ』
2007年 『イ・サン』
*脚本:キム・イヨン
1999年『許浚』
2007年 『イ・サン』
■報道資料
1. チ・ジニが『トンイ』に初登場!
<カリスマ>+<ロマンティック>な君主が女心を魅了する。
14歳で即位した粛宗は卓越した指導力と、広い知識で臣下を指揮統率した君主である。王権強化を図って、朋党政治を巧みに利用し、また、相次いだ外敵の侵入によって疲弊した国力を再建するべく、富国強兵に力を尽す厳格な指導者でもある。しかしまた、女性には愛情深く、ダンディな君主として描かれ、彼の魅力がより一層引き立つはず!
チ・ジニは「粛宗は自ら現場に赴いて事件を解決したり、お忍びで市中を観察したりする行動範囲の広い王だった。新しい王の姿を披露できるだろう」と語った。
2.『トンイ』のキム・イヨン作家が語る史劇の力。
昨年末、史劇が持つストーリーテリングの特徴についてインタビューしようと、キム・イヨン作家に会った。史劇作家らしからぬ美貌の彼女が『イ・サン』を執筆したのかと驚いた。しかしかなり疲労しているように見えたので、「随分お疲れのようだ」と言うと、「『トンイ』を書いていて、イ・ビョンホン監督との作業に全力投球しているから」と語った。
監督が几帳面な完璧主義者なので、歩調を合わせるのが大変だと本音をもらした。勿論、尊敬する監督と仕事をしながら、多くを学べると付け加えた。
史劇に最も重要な要素は何か、と質問したところ、「常に人物を困難な状況にさらして、そこから脱出しながら、新しい局面に遭遇すること」だという。
『トンイ』を例にとれば、濡れ衣を着せられた父や兄を失い、一人ぼっちになった、貧しいながらも幸せだった小さな女の子は、荒らされた我が家で、絶望に打ちひしがれた時に、皮肉ながらもこの史劇の方向性が見えてくる。不幸な少女は、再び幸せを取り戻すために、苦難に打ち勝とうとする。
そして作家は、「苦難の果てには、必ずそれに相応するご対価が準備されているのも重要だし、また、苦しみをあまり長引かせないというのも原則だ」という。
史劇の素材をどうやって探し出すのかという質問に、「全50話に見合う物語性があるか」が、基準になる。「主人公が低いところから成長し始めなければならない」ということだ。『トンイ』はその素材を淑嬪崔氏に発見した。<最下層の身分>から出発して、粛宗の妃になり、仁顕王后と張禧嬪の間に起きる、血なまぐさい王室の争いの中を生き抜き、英祖を産む人物だ。
歴史とは常に王家の話が中心になるが、その中に隠されたまま表面化しない、淑嬪崔氏の物語を想像力で発掘するのは、興味深い作業だろう。巷間ではこの作品が、少しひねりを加えただけの張禧嬪の話になるのでは、という懸念の声もあるが、淑嬪崔氏の成長にフォーカスしているという点に注目すべきだ。
作家は、「史劇はドラマチックだ、というのが長所だが、短所にもなり得る」と語った。連続する事件に、人物がついていけなくなる。事件だけが浮き彫りになり、物語性を失ってしまう。従って、人物と事件の程よい調和が重要になるのだ。
予め解決策を準備してから、人物を危機に落としいれるのではなく、キャラクターと一緒に最も適切な解決策を見つけていくのだそうだ。
作家の語る史劇の力とは結局、作家自らが、その極限の状況の中に自分を投げ込んでこそ、生まれるものなのだ。
時代背景 粛宗7年(1683年)~英祖即位年(1724年)
1.英祖(朝鮮王朝第21代王)の生母であり、粛宗(第19代王)の妃であった<最下層の身分>出身の淑嬪崔氏の波乱万丈の生涯と、英祖の成長過程をドラマ化。
2.建国300年にして初めて、王権を確立した絶対君主の粛宗。
西人と南人が執権と実権を反復しながら、政治闘争を重ねていた時代。
まさにそんな時代に、はしため端女から内命府の最高品階に上った淑嬪崔氏は、生と死が同居する殺伐とした朋党政治の渦中で、自分を律し、用意周到に行動し、我が子と自分の命を守った。そして、愛とむち鞭で延?君を厳しくしつけ、王位に就かせた。また、幼いながら、自分の立場をわきまえて、常に沈着さと、賢明さを失わなかったヨンイン延?グン君(後の英祖)。
300年の時を超えて、青少年期における母の愛情と教育が、いかに大切かを伝えてくれる。
3.『許浚』では医術を、『商道』では商術を、『宮廷女官 チャングムの誓い』では料理を紹介し、また『イ・サン』では図画署を通して、朝鮮美術を紹介した。新ドラマ『トンイ』では掌楽院を舞台に設定して、雅楽、郷楽、唐楽に区分される、朝鮮の華麗で優雅な音楽世界を紹介する。一般にはなじみの薄い国楽を、分かりやすくビジュアル化して紹介する。
4.王朝時代の身分階級の中で、最下層に位置する<最下層の身分>。
人間として最小限の価値さえも認められないまま、財産の交換価値としてのみ評価されていた彼らの生きざま。18世紀中盤の身分制度社会の矛盾と劇的な変化を、<最下層の身分>出身の主人公を通して、生き生きと描く。
また、ビョンジャ丙子ホラン胡乱のあと、疲弊した人々の暮らしのなかで、最も深刻な社会問題として浮上した、<最下層の身分>たちの実存地下組織である、剣契、殺主契の実態を初めて取り上げる。
5.この時代の実在人物であるチャンヒビン張禧嬪とイ仁ニョン顕ワン王フ后。
キサファングク己巳換局とカブスルファン甲戌換グク局という政変による、王妃たちの権力闘争と愛憎は、何度もドラマなどの素材に取り上げられているほど深淵なストーリー。これらのエピソードが、ドラマ展開に深みを与える。
出演 : ハン・ヒョジュほか
提供元 : MBC
話数 : 全60話
韓国放送日 : 2010年03月22日