ごめん、愛してる

濃密で哀しいラブストーリー

濃密で哀しいラブストーリー

放送日
放送は終了しました

視聴方法

■ソ・ジソブ
「 2004KBS演技大賞 人気賞」「ベストカップル賞」「優秀演技賞」「ネチズン賞」

イム・ズジョン
「2004KBS演技大賞 新人賞」「ベストカップル賞」「ネチズン賞」


日本初、ノーカット字幕版

■話 題
放送序盤から“シンドローム”の気配を漂わせているミニシリーズ『ごめん、愛してる』( ミ ハナダ・サランハンダ)(脚本イ・ギョンヒ、演出イ・ヒョンミン)。視聴率は全国基準
16.1%(TNSメディアコリア)でまずまずの出発だったが、すでに数々の話題を呼んでいる。オールオーストラリアロケで始まった第1話は、一編のミュージック・ビデオを観るような美しい映像とBGMでお茶の間を魅了した。夜の光とピンク色の映像効果で、まるで映画を観るような錯覚にとらわれた視聴者たちは、早速ファンサイト“ミサペイン”を結成。チョン・ギョンホなど、新人の演技はまだ未熟だが、ソ・ジソブの魅惑的な“目”の演技とイム・スジョンの可愛らしい演技に視聴者はどんどん吸い込まれていく。特にソ・ジソブには驚きの変化が。レゲエ・ヘアにイギリスの蚤の市で買ったという派手なヘアバンドのグランジ・ルックには目を見張るものがある。どん底の人生を這いずり回る役作りのためにソ・ジソブに課せられたファッションは、今年の冬、街中の人気ファッションとして浮上することが予想される。それぞれが心に傷を抱いている若者の切ない恋を描いた『ごめん、愛してる』。第2話ではムヒョクは頭部に銃弾が撃ちこまれたまま韓国へ、そして出生にまつわる秘密が暴かれるなど速いテンポで展開する


■制作スタッフ

演 出  : イ・ヒョンミン
1994年 KBS公式採用オーディション 20期


2001年 『女刑務所物語』 『秋の童話』
2002年 『冬のソナタ』共同演出

2003年 『サンドゥ、学校へ行こう』『愛せよ、希望を持たず』
『賢い男 イ・ヨンウ』

脚 本 : イ・ギョンヒ
1998年 MBC日曜朝の劇場 『愛しか知らない』
2000年 『コッチ』

2001年 『純情』
2003年 『サンドゥ、学校へ行こう』

『ごめん、愛してる』は映画や小説、マンガの世界でしかあり得そうにない、悲しく切ないラブ・ストーリー。ある男女が背負う運命と苦しみ、互いを愛する激しい想いと愛のパワーを描いた物語でもある。 幼い頃オーストラリアへ養子に出されるものの、養父母にも捨てられ、ストリート・チルドレンとして野生児のように育ったチャ・ムヒョク。初恋の人の命を救ったときに撃たれて銃弾は、彼の勲章になっている。だが、彼を支えてくれていた初恋の人は、メルボルンの彼女のもとを離れ、彼を捨てた非情な祖国へ帰れと言い放つ。そして韓国に戻ったムヒョクは彼の出生にまつわる事実を知ることになる。そこから運命的な復讐劇が始まる。 一方でウンチェには想い続けてきたユンがいた。どんなに好きでも見つめることしかできないユン。想いを告白したいけれど、いつかユンが気づいてくれるだろうと思い、じっと待ち続けているけな気な娘。ところがある日、最悪な男が彼女の前に現れる。ユンのマネージャーだという。身勝手でマナーなどとは縁がなく、うんざりしながらも彼から目が離せなくなる。

出演 : ソ・ジソブ、イム・スジョンほか
提供元 : KBS
話数 : 全16話
韓国放送日 : 2004年11月08日
KNTV初放送 : 2005年06月05日

登場人物

ソ・ジソプ(チャ・ムヒョク 役) 
偏屈で気性が荒い。一度キレると収拾がつかなくなる血の気の多い男。ケンカっ早く負けず嫌い。平気でウソもつく。自分の人生はサイテーだと思っている。生まれて間もなく捨てられて、2歳でオーストラリアへ養子に出される。そのときに名付けられたもう一つの名はデニー・アンダーソン。養父に虐待を受けて10歳で家出、ストリート・パフォーマンスで生計を立てるピエロのおじさんを父親のように慕っていた。だが、心優しいピエロのおじさんも軽薄なブロンド女と意気投合し、ムヒョクを捨てて去ってしまう。ムヒョクはその後、野生児のように生きる。

イム・スジョン(ソン・ウンチェ 役) 
今の時代、なかなか見つけられない天然記念物モノの純情娘。指で突くとみずみずしい果汁が滴り落ちるような魅力を持つ。どんなにつらいことがあっても、絶対に落ち込むことも、へこたれることもない正義感の強い熱血漢。見ず知らずの他人のために声を荒げてケンカもするが、抱きしめたくなるような可愛いらしさにノック・アウトされる男も数多い。女優として天賦の才能を発揮し、後に国際短編映画祭で主演女優賞を受賞する。

チョン・ギョンホ(チェ・ユン 役) 
韓国のトップ歌手。天才的な音楽センスを持つ。 ただし根っからの単細胞で“寿司職人” などのマンガを読んで気に入ると、放送に穴を開けるのもおかまいなしで寿司職人を目指して弟子入りしてしまう。“キラースマイル”の異名を持つ彼の微笑みは、多くの女性を気絶させ、世の男性を悩ませている。彼が TVに出演した翌日には離婚するカップルで溢れかえるほど。ウィットに富んだ話術でムードをつかむのはお手のもの。カッコよくてイケメン、聴く人を酔わせる甘い声、その上まじめで謙虚な彼はすべての男性の敵だ。

ソ・ジヨン(カン・ミンジュ 役) 
ユンと肩を並べる人気歌手であり、万能エンターテイナーでもある。抜群の歌唱力にタレントがうらやむほどの美しさを併せ持つ。祖父が国務総理を務めた大物で、親戚の9割が政財界にいる(ちなみに父親は10大グループのオーナー)。恵まれた環境のせいかプライドが高く、いつも人を見下している。ディカプリオの大ファン。ウンチェは高校時代一番仲がよかった同級生。好みも感心事もまったく同じなくらい気の合う間柄だった。 2人でディカプリオを近くで見たとき、“ユンの方が遥かにマシ”と言ったウンチェの言葉でユンに興味を持ち出す。他の女に奪われてから後悔するな、と言い続けるウンチェに心動かされてユンとつき合いだした。ユンの魅力は十分わかっているものの、心は次第にある男性へと動きはじめる。

チェ・ヨジン(ムン・ジヨン 役)
両親に捨てられ施設で育ち、10歳でオーストラリアへ養女に行く。自分の危機を救ってくれたムヒョクと7年間暮らしたが結婚は断ってしまう。ムヒョクを愛しているのに愛より財産を選んだ。愛と引き換えにドルを手に入れた生き方に満足していたが、自分のために銃で撃たれたまま韓国へ行ったムヒョクを何度も思い出しては胸を痛めていた。ムヒョクを助ける方法を調べた後、韓国にやってくる。その時になってようやく、メルボルンの土地ほどのドルがあっても愛は買えないことに気づく。

イ・へヨン(オ・ドゥルヒ役) (本名:チョ・マルボク)
ユンの母。ムヒョクとソギョンを生んだ女。チョン・ユニ、チャン・ミヒ、ユ・ジインがトリオを結成するとき、もう一歩の差で仲間入りできなかった悲運の(?)女優だった。若い頃は著名人や芸能人とのスキャンダルでいつも華やいでいた。オ・ドゥルヒという名は“オードリー・ヘップバーン”を真似てつけた芸名。一日おきに行くエステとボトックス注射のおかげで、外見は40代全般にしか見えない。もとが美人である上、最高級のブランド物とアクセサリーで着飾っているから。見た目は上品でエレガントだが、10分も話すとすぐボロが出る。外見とは違い無学で軽薄、おしゃべりで俗物的、おまけに純粋である。

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