あらすじ
■財産は子供だけ、自慢できるのは"真面目に生きたこと"しかないチョ・ナムドゥク(キム・ヘジャ)。中東へ出稼ぎに行った夫を、結婚後1年足らずで亡くし、双子の子供のスジン(キム・テヒョン)とミジン(パク・ジンヒ)を育てた。高望みせず現状に満足する純粋な女性。
■双子の兄のスジンは公益勤務要員として働いており叔父の家に居候している。自分だけを見つめてくれたボンスク(オ・スンヒョン)がスターになって別れを望んでいるのを知り、人生観が揺らぎ始める。妹のミジンは大学で老人福祉学を専攻、スジンとはケンかもするが、譲歩する面もある憎めない娘。
■オクファ(チェ・ジンシル)は上海で通訳をしている時、偶然ギウォン(リュウ・シウォン)に出会う。スポーツ新聞の芸能記者としては、まだ駆け出しのギウォンと暮らしながら愛を育てて行く。
■ナムドゥクの弟夫婦であるナム・オク(ハン・
インス)とヨンスク(イ・ヒョチュン)はギウォンの結婚に望みを託すが、期待した息子は朝鮮族の娘と恋に落ち、娘のへウォン(パク・イェジン)はいとこのミジンと三角関係になり頭を痛める。医者である次男ナム・シク(キム・チャンウォン)とエギョン(ヤン・ヒギョン)の夫婦も、人生に疲れ果てた現代人の姿を表わしている。