あらすじ
29歳の駄目ママのスジンと、11歳のおしゃまな娘スアン。
ママ歴10年のスジンは、未だにまともに母親の役目を果たせないが、スアンはそんなママにすっかり慣れっこになっている。担任のミノは早熟なスアンが気がかりで、母親面談をする。学校から帰ったスジンは、素直に明るく育ったと安心していたスアンを見ながら、「父親が必要かも知れない」と思い始める。そんなある日、扇風機を修理中に指を怪我して血を流すスジンを見て、スアンが「ママ、私にもパパがいたらいいな」と言った。それからは、人に会えばスアンの父親としてどうかなどと、考えてしまう。そんな彼女の前に完璧な理想の男性が現れて、彼女の心に揺さぶりをかける。眠っていた彼女の心が開き始める。
“心の扉を開いて出て行けば、幸福な家庭という夢の島に到着できるのだろうか?”