なんでウチに来たの?

2008年春の新作、日本初放送のラブコメディ

2008年春の新作、日本初放送のラブコメディ

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超資産家の婿養子募集中!? 打算だらけの貧乏男がヘソ曲がりお嬢さまとクセモノ富豪一家を相手に繰り広げる逆玉挑戦記を描いたラブコメディ『なんでウチに来たの?』


このドラマは、ジョークのように軽くスタートする。 厳しい世間を必死に生き抜こうとする熱血青年が、カネでがけっぷちに追い込まれた瞬間、世間を揺るがす広告に目が行った。 “資産家、婿養子を求む!” 1度は俺も、こんな幸運に引っかかるかも!


カネ目当てで、果敢にも成金の資産家宅に飛び込んだ男と、 心に傷を抱え、世の中に対して心を閉じた女の、大爆笑のラブストーリー。 カネに泣きカネに笑う主人公たちの姿に腹を抱えながらも、彼らの純粋な恋に胸がしめつけられてくる。


ぜひ問いかけたい。 人と人をつなぐ様々な縁-恋人、夫婦、親子などの間の、愛や責任とは何なのかと。人生と切り離せない問題である“カネ”と“愛”の本当の意味は何なのかと。そして幸せについて、誰もが一度くらいは自分自身に投げかけるであろう質問、“Are you Happy?!”と。


真の幸せとは、犠牲を担保にしたものではなく、自分が幸せであってこそ実現可能なのだ。 責任と義務が愛のすべてであるかのように、執着が愛であるかのように、自分をごまかして生きることは、果たして幸せなのだろうか。 幸せについて、家族と血縁について、1つの方向を示すドラマとして、視聴者の心に温かく迫りたい。

出演 : キム・ジフン、キム・スンスほか
提供元 : SBS
話数 : 全20話
韓国放送日 : 2008年03月28日
KNTV初放送 : 2008年06月04日

登場人物

ハン・ウンス役(27歳)/ハン・ダミン
ミスの妹、医大のインターン、後に電子バイオリニスト。

理知的で、好き嫌いがハッキリしている。ミスの姉弟の中では一番まともかもしれない。だから父親のジンテは内心、ウンスが息子代わりを務めてくれればと思っていた。経営学を専攻して事業を引き継いでくれることを願っていたが、ウンスは事業に関心がなかった。父娘が一歩ずつ譲り合った妥協点が医大だった。

だが、ウンスは勉強の深度が深まるほど、自分が医大には合わないと自覚し、血を見て何度も失神を繰り返すうちに、慎重に中退を考えるようになった。そのときから父親との葛藤が始まり、子供のころ習ったバイオリンにどんどん心が惹かれていく。結局はバイオリンを電子バイオリンに替えて演奏家になったが、ジンテの反対はひどくなる一方だった。それだけではない。

ウンスの恋人の職業は金融会社の社員。表向きはそうだが、実は暴力団員。この男となら、生涯 尊重し合って暮らせるだろうと思った。

すでに好きになってしまったから、彼が暴力団員だからと別れることはできなかった。ただ、一刻も早く足を洗って欲しいと願うばかりだったが、父親のジンテの知るところとなって、家中がひっくり返り…。ウンスは、ジンテの命令で自分とイルホの問題に首を突っ込むギドンが、癇に障ってたまらないのだった。

ハン・ジンテ役(62歳)/チュ・ヒョン
ミスの父親、建設会社社長。

仕事をする時は気性が荒いが、娘たちにはこの上なく優しいパパ。

だが、子供たちが困らせると容赦なくカミナリを落とす。

ヘンクツの変わり者。貧しかった彼は名門の家の娘と結婚した。だが、女房の実家の援助など一切受けずに、今の事業を育て上げた。彼がこれまで送ってきた年月は、一口では語れない。あくの強いドケチで、会社もまた、彼ならではの独特なやり方で経営してきた。彼の会社の電気のスイッチには、“このバカめ、電気はつけるな”と書いてある。彼が書いたのだ。

彼は、いかにも彼らしい考え方で、婿養子の募集広告を出した。ギドンを見た瞬間、“こいつだ!”と彼は思った。(ほかの誰もが違うといったが)彼の目にギドンは荒削りの原石のように映った。うまく磨けば間違いなくダイヤモンドになるだろう。だが、順調だった事業にかげりが見えてきて、娘たちも気づかぬうちにアルツハイマーの症状まで…。

ハン・ドゥクス役(35歳)/キム・ジョンナン
ミスの姉、離婚している。

洗練されていて華やか。気難しくて気が強くカリスマ性もある。

何かといえば人に難癖ばかりつける、難癖の女王である。ショッピング大好き、整形中毒。気まぐれで、“気が変わった、やり直してきて”が口癖、家政婦泣かせで、何度家政婦が替わったかしれない。ギドンの波乱万丈な婿養子生活の台風の眼である。ことあるごとに“私は梨花女子大出身よ”とひけらかし、何かあるとすぐに“おばさ~ん”と家政婦を呼びつける。ギドンが婿に入ってからは、“チョ君~!”が口癖になっている。 派手な彼女にも傷はある。一人の男と結婚、2度離婚している。夫は酒、バクチ、女に目がなく、彼女をいらだたせた。夫とは大学時代に出会って恋に落ち、父親に反対され駆け落ちまでして結婚した。亡くなった母親に代わって、妹たちの世話をし、母親代わりを努めることにプレッシャーを感じ、自由奔放な夫との恋愛に解放感を覚えた。だが結婚後は、性格の違いでいがみ合い、買い物と整形に走り、結局は破局を迎えたのだ。現在は離婚中だが、まだ夫と完全には縁が切れていない。夫も彼女に負けず劣らず、物欲のかたまりだ。

キム・ミスン役(50代の後半)/イ・ヘスク
ギドンの母、夫とは離婚。

この上なく善良な母親の典型。長男スドンの障害が原因で、夫と溝ができた。

夫はスドンの障害をミスンのせいにし、ついには家を出た。ありとあらゆる苦労を重ね、2人の息子スドンとギドンを育てた。再婚する機会もあったが、スドンを受け入れてくれる男などいないとあきらめた。ギドンが思春期になって逃げるように家を出た後、一度も家のカギをかけずに過ごしたほど、彼女のわが子への愛情は深く純粋だった。そしてついには病魔に侵されてしまうのだが…。

チョ・スドン役(33歳)/チョン・ジュナ
ギドンの兄、知的障害があり、知能は7歳児。

子供のころ高熱を出して、彼の知能は7歳で止まってしまった。顔立ちも整ってはいるが、しばらく一緒にいると、すぐに彼の状況が把握できる。いつもシャツのすそを握りしめている。過度の食欲…。母親の病気で一緒に暮らせなくなったため、ギドンのもとにやってきた。

だが、ギドンが婿養子になって、スドンの存在を隠すようになり、ボッキが自分の家で面倒を見始めた。しかしすぐにバレて、ミスの父親の配慮(?)でミスの家で暮らすことになるが、常に騒ぎを起こし、ミスの家の新しいダークホースとなる。弟ギドンの神経を逆なでしまくり、短気なギドンの前で、ヘビに見込まれたカエルのように不安になるのだが…。

チャン・ボッキ役(29歳)/オ・ユナ
ギドンの恋人、スポーツ・センターのエアロビクス・インストラクター。
ギドン、あなたは私のすべてだった。
あなたは私にとって世界のすべてであり、親兄弟であり、恋人だった。
だから私を捨てないで。

イガンジェ役(34歳)/キム・スンス
М&Aの専門家(ある人によると企業ハンター、企業乗っ取り屋)、ホテルの代表理事

ひたすらお前のために休まず歩き続けた。すべてを懸けて、お前だけを見つめ耐え抜いたのに、お前に背を向けられたら、俺はどうすればいいんだ。

ミス、俺を捨てないでくれ。

ハン・ミス役(30歳)/イ・ソヨン
成金の娘、エコ・スタイリスト。
私に近づかないで、私を構わないで、放っといてよ。

はたから見た彼女は、堂々たる態度と優雅なしぐさが印象的。
だが、それはあくまでも対外的な姿。実は、知る人ぞ知るおてんば、ホテルのクラブマニアなのだ。
ルックスは英国王室のプリンセスに引けをとらない。
だが、その優雅なルックスとは裏腹に、実は少々間抜けで、超スローモーな言動は4次元から来た不思議ちゃん。

チョ・ギドン(29歳)役/キム・ジフン
愉快、爽快、痛快、三流人生だが生活力旺盛。
家庭のもめごと解決屋。おてんば娘を手なずけるはずが、タネ馬となる?

可愛くセクシー(?)、自由なヒッピー。
しがない三流人生だが、粋にカッコよく生きたい。そのためには命張ってもかまわない! そんな見栄を後押しする麗しいルックスに口のうまさ、のらりくらりの強心臓、小細工の天才。頭に血が上るとブチ切れるケンカっ早さも持ち合わせている。しかも“これだ”と直感したものに対しては、それが何であろうとしゃにむに食らいつく度胸と根性まで。
彼にとって人生はいつも苦しく困難だった。避けてフタをしたところで何一つ解決しなかった。だから立ち向かうほうを選び、どうせ立ち向かうのなら楽しみながら立ち向かいたかった。そのせいで、どんな状況になっても回避して通る知恵がない。
体当たりの人生を学んできた。人生の苦しみも楽しめる、豪快なカリスマ性がある。

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