©2016 Universal Studios, Barami bunda. Inc., and YG Entertainment Inc.
■役柄のご紹介をお願いします。
皆さんこんにちは。僕は第4番目の皇子、ワン・ソ役を演じるイ・ジュンギです。
僕が演じるワン・ソは太祖ワン・ゴンの四番目の皇子、のちに高麗4代目の皇帝、光宗(クァンジョン)になる人物です。最初に撮影に入った時には上手く演じられるかプレッシャーも感じましたが、必死に頑張りました。ワン・ソは幼い頃に親から捨てられた人物で、愛情に飢えているんです。親や周りの人たちに愛されたいと願っています。欠けている部分も多い人物ですが、ヘ・ス(IU扮)に出会ってからその欠乏を埋めながら、皇位に上るまでの間、人々との間に情がうまれ、自信もついていきます。そうして人として生まれ変わり、皇帝の座にまで上がる人物です。
■初めて台本を読んだ時の印象を教えてください。
台本をはじめて手にした時は、以前中国でヒットした作品の評判は聞いていたので期待感が高かったです。実は、むしろその期待によって失望するかもしれないと思いましたが、チョ・ユニョン作家やキム・ギュテ監督が原作では描かれてない部分まで気を配り、色々工夫されていることが感じられました。そして僕自身も、今までも時代劇にはたくさん出演してきましたが、この作品を通してまだお見せしていない部分を皆さんにお届けしたいと思いました。とてもわくわくして期待感に満ちた第一印象でしたね。実際に撮影もとても楽しかったです!特にキム・ギュテ監督と一緒に作品を作ることがとても楽しみだったし、勉強になりました。映像を見て私も惚れました。今回の作品をきっかけに結ばれた絆がこれからも続くといいなと思っています。たくさん学び、満足感に満ちた作品でした。視聴者の皆さんにも僕のこの気持ちがそのまま伝わることを期待しています。
■役柄との共通点は?
僕も欠けている部分が多い人物です(笑)僕も愛情不足なのでそこが似ていますね。人々とたくさん会って、疎通したいと思っています。人々から満たされたいと思う部分があるんです(笑)ワン・ソほどではないにしても、彼のそのような寂しさは共感できますね。一人残された時の絶望感も、僕にもそういう経験があるので共感できました。だからこそ、この人物に没頭することができたと思います。視聴者の皆さんも彼に慈しみを感じるはずです。ご覧いただければイ・ジュンギも抱いてる部分だとお分かりになると思います(笑)
■原作小説「歩歩驚心」は読まれましたか?
小説は読みましたが、あまり参考にはしませんでした。何故なら、我々の作品は小説とはまた違う色を持っていますし、原作のキャラクターがとても人気が高いので、むしろ参考にしないようにしました。原作のキャラクターを真似たり、無意識のうちに依存しようとするかもしれないですからね。その代わりに現場でキム・ギュテ監督とチョ・ユニョン作家と共に、我々の作品ならではのキャラクターを作り上げるために努力しました。原作が素晴らしいのでちょっと間違えば僕が混線を引き起こす可能性があるので、その部分はとても気を使いました。
■時代劇ならではの魅力は何でしょうか?
時代劇は表現の制約が大きくないですし、想像力を刺激しますね。時代劇に多く出演していますが、毎回僕の新しい姿をご覧になれるのは、俳優イ・ジュンギのキャラクターだけでなく、キャラクターを取り巻く様々な状況と多様な人物を通じて視聴者の皆さんが新しいものを見て、感じて想像できるからではないでしょうか。現代劇では見たことのない色感というか、線が引き立つ動きや衣装、時代観、雰囲気など視聴者に楽しさを与えられる要素だと思います。俳優の立場からも挑戦できる部分、表現できる余地が多いので面白いですね。
■高麗時代の衣装は今作が初めてですよね。ご自身の評価はいかがですか?
僕が時代劇でお見せできる姿はこれですべてお見せすることになります!(笑)サントゥ(結い上げた髷)にしたり、朝鮮時代の芸人になったり、人生のどん底から王様までの姿をすべて経験しました。髪型からしゃべり方、表情、感情、衣装などすべて盛り込まれています。したがって今まで僕が演じたすべての時代劇の集大成となる、僕の年齢で時代劇で出来るすべての姿をお見せしていると思います。今作で本当にすべてお見せしたことになると思いますので(笑)期待してご覧下さい!
■IUさんとの共演はいかがでしたか?
共演した多くの俳優たちに驚きました。誰か一人を選ぶのは難しいですが、IUさんは本当にすばらしい俳優です。作曲やプロデュースの能力があるからこそ、演技へと繋がるんだなと感じたほど、とても上手でしたね。共演しながら一度も違和感を感じたことがありませんでした。彼女が歌手なのを忘れてしまうほど、本当に素晴らしい俳優です。プロデュース能力を基盤に演技とリンクするその地点をよく知っていて、上手く見つけ出していた気がします。僕自身も彼女からたくさん学びました。僕が見逃している部分にIUさんの方が気づいてるなと感じたこともありましたね。今後もさらに良い俳優として発展しくんだなと確信しました。
■世界中に多くのファンがいますが、大切にしていることはありますか?
ファンの皆さんの言葉に常に耳を傾けようとしています。SNSもたくさんアップしていますよ(笑)ただ、ファンの皆さんの望みすべてに応えることはできませんから、中立的な部分を見つけるよう努力しています。ファンの皆さんが何を望み、何を見たいのかなどキャッチしようとしています。一番大事なのは僕が幸せな時を過ごしてる時、それをファンの皆さんと共有したいと思っています。俳優としてより前に進むためにサポートしてくれますし、僕も感謝の気持ちを絶えず表現したい、一緒に呼吸していることをファンの皆さんと感じられるようたくさん努力しています。
■日本のファンにメッセージをお願いします。
皆さんこんにちは。皆さんの俳優、イ・ジュンギです!本当にご無沙汰してますね。久しぶりに新しい作品で皆さんの前に立ちました。 『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』がそれです。この6ヶ月間楽しく、一生懸命撮影してきました。面白い作品になるよう、皆さんも期待してくださいね。素晴らしい作品になると思いますから楽しくご覧ください。いつも僕の側にいてくださいね。僕もたくさんの作品でより頑張る姿で皆さんを幸せにしたいです。皆さんもお幸せに!いつも愛してます。ありがとうござます~♥