友達とコミカルに踊るシーンがあったんですが、すごく恥ずかしかったです(笑)。画面を通して見たら、とても面白いシーンになっていました。


KNTVの視聴者の方々に挨拶をお願いします。
KNTV視聴者の皆さま、『清潭洞<チョンダムドン>アリス』でチャ・スンジョ、ジャンティエル・シャ役を演じたパク・シフです。こんにちは。



ドラマで演じられたチャ・スンジョは、どんなキャラクターですか?
私が今まで演じてきたきちんとしたイメージとは距離がある人物です。コミカルな面もあり、感情にとても幅があるキャラクターです。そして、作家の方々がとても魅力的な人物を作ってくださったので、楽しみながら撮影に臨んだ気がします。



『清潭洞<チョンダムドン>アリス』に出演したきっかけを教えてください。
最初に台本を読んだとき、とても良い印象を受けました。他の作品も同様ですが、第一印象を大事にする方です。印象も良かったですし、今まで演じたことがないキャラクターだったので出演を決めました。



思い切ったコミカルな演技で話題になりましたが、チャ・スンジョを演じるにあたってどのように役づくりをされましたか?
特別な努力をしたというより、ひとつひとつ演じながら適応しながら撮影を進めた気がします。他のキャラクターを思い浮かべながら感情移入したわけではありません。普段から人見知りをする方なんですが、一度親しくなったらすべてを見せる性格なので、そんな肩の力を抜いた姿をカメラの前でお見せできたら良いんじゃないかと思いました。できるだけ自然な姿をお見せようと努力しました。



忠清南道(チュンチョンナムド)・扶余(プヨ)出身ですよね?劇中でチャ・スンジョも興奮したら方言が飛び出してきました。
もともとは台本になかったんです。作家の方々とお会いして何度か話しているうちに、「ご出身はどちらですか?」「忠清道です」「だったら、方言を使ったら面白いんじゃないですか?」と、作家の方々がうまくキャッチしてくださったようです。話しながら私の性格などをうまく反映してくださったので、私によく合うキャラクターになったと思います。方言もなかなか似合うと言われました(笑)。



もともと方言は使っていたんですか?
大げさなほどには使いません。あれはドラマだったので……。たまに少し……?




コミカルなシーンが多かったですが、今思い出しても恥ずかしいシーンはありますか?
そうですね、全部恥ずかしいですが(笑)。友達とコミカルに踊るシーンがあったんですが、すごく恥ずかしかったです(笑)。画面を通して見たら、とても面白いシーンになっていました。



では、反対に格好いいシーンや名シーン、名台詞はありますか?
個人的に気に入っているシーンは、タミー・ホン(キム・ジソク)の髪に醤油をかけるシーンです。そのシーンが一番気に入っている気がします(笑)。



その時の台詞は覚えていますか?
「タミー・ホン、映画の『ベン・ハー』を見たよね? 若きアリウスは神経質だ。。。覚えておいてください。新しいアルテミス会長も相当神経質だということを!」ですね。



シリアスな表情からコミカルな演技まで、チャ・スンジョを通じて様々な姿を見せてくれましたが、演じながら難しかったことはありますか?
キャラクターを掴むのに難しかったことはほとんどなかったんですが、ドラマのスケジュールがとてもタイトだったのでそれが大変でした。



ネチネチして尾を引くタイプであるスンジョですが、パク・シフさん本人が考えてもこれは本当にダメ男だったと思うシーンは?
う~ん・・・(しばし考えて)セギョンにメールを送ったが返信が返って来ず、そわそわ・・・爪まで噛みながら・・(笑)返信を待つ姿などでしょうか?





劇中のチャ・スンジョと実際のパク・シフさんに似ている点、異なる点はありますか?
私と親しい人からは、私ととても似ているとよく言われます。いたずら好きで(笑)。人見知りをする方ですが親しい人には全部見せてしまう方で、そんな姿も私とよく似ていると言われます。 バカっぽいところ?(笑)そういうところは私とは違います(笑)。



ドラマのタイトルにある"清潭洞"が韓国人にとってどんな街なのか、日本人にわかりやすく教えてください。
簡単に言うと、日本の青山の雰囲気と似ている気がします。トレンディーで、若者たちのオシャレな雰囲気が清潭洞に似ているんじゃないかなと思います。



相手役としてムン・グニョンさんと共演されましたが、いかがでしたか?
何より、相手役の俳優に対してとても配慮してくださる方です。親切な方ですし、このキャラクターはグニョンさんでなければ表現できないキャラクターだったと思います。演技もとても上手で、私とも息がぴったりでした。



ムン・グニョンさんについて、イメージ通りだったことやイメージとは違っていた部分はありますか?
幼く見えますし、活発なイメージがあったんですが、とても真面目な方でした。深みがある方で、新鮮でした。



『清潭洞<チョンダムドン>アリス』の見どころを教えてください。
スンジョが愛を見つけ出していく過程も見どころですし、これまで私が見せることができなかった意外なキャラクターも愛してくださったら嬉しいですし、何より面白いドラマです。



2012年は『清潭洞〈チョンダムドン〉アリス』や映画『私は殺人犯だ(原題)』など、イメージチェンジした作品に挑戦しましたが、これまでにない演技を通して、役者としてどんな点が成長できたと思いますか?
毎回、作品を一つずつこなす度に内面的、外面的にも少しずつ成長しているような 気がします。その中でも特に『清潭洞〈チョンダムドン〉アリス』のスンジョ役は 新鮮な経験にもなりましたし、初の映画、『私は殺人犯だ(原題)』もやはりデビュー当時からずっとやってみたい役だとアピールしてきたキャラクターでもありました。 表現できる・・溜め込める感情の幅が広がった感じがします。



俳優になった後、一番幸せだった時は?
そうですね・・俳優の仕事をしていなかった頃も幸せな人生だったと言える自信があるので・・・(笑) 俳優になった後は・・・やりたい作品を選んで実際にその役を頂いた時や、遠くの地方ロケ現場まで訪れて応援してくれるファンの皆さんを見ている時です。



演技以外に趣味を生かし本格的にチャレンジしてみたい事はありますか?
運動と写真を撮るのが好きなので暇さえあれば趣味を生かしています。 最近は特に旅行先で写真を撮る作家のように・・・ カメラを片手に旅行に行ってみたいと思っています。



パク・シフさんにとって演技とは?
演技とは・・?難しい質問ですね・・ 一生を共にする親友みたいな・・離れていると懐かしく、絶え間なく努力しなければならないそんな思いです。



どんな俳優になりたいですか?
トップスター、韓流スター、ハリウッド進出など俳優として手に入れたいものはありますが・・何よりも長い間、演技をする・・真実性がにじみでる、また心を動かせるそんな俳優になりたいという思いがあります。



様々なジャンルや役をこなして来ましたが、今後チャレンジしてみたいジャンルや演技は?
鳥肌が立つような二重人格を持っている鋭いキャラクターやいつまでも話題が絶えない 美しいラブストーリードラマ若しくは映画を必ず残したいです。




2014年日本活動についての計画は
まず、近々"KNTV"の『清潭洞〈チョンダムドン〉アリス』でお会いできますね(笑)。2014年は……う~ん、いろんな計画を準備しています!ひとつずつ実現していけるようにしますので、もう少しだけ待っていてくださいね。